2017/07/19更新
はっさくの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
はっさくは夏ミカンと類似した柑橘類のひとつ。漢字で書くと八朔となり、これは八月朔日の略。つまり、旧暦における8月1日のことで、このころから食べ始めたのが名前の由来のようです。ただ、現在の旬は2月~3月で半年ほどの差があります。そんな、はっさくの糖質とカロリーを見ていきましょう。
はっさくの糖質はやや高め
はっさくの糖質量は200g(1個の可食部)あたり約20gとされています。100gあたりにすると約10gですね。他のフルーツと比較すると、みかん(10.9g)、梨(10.4g)、プルーン(9.8g)、メロン(9.8g)あたりと近く、フルーツの中だけで考えれば平均くらいでしょうか。
バナナ(21.4g)などと比較すればかなりの低糖質ですが、フルーツの中にはラズベリー(5.5g)なども存在します。これらの数字は全て100gあたりの糖質量です。そのため、フルーツの中では口にしやすい方かもしれませんが、そもそもフルーツ類は糖質量が高めなことから、そこまで糖質制限には向いていません。
ただ、フルーツ類は多くの栄養を含むというメリットを持っています。たとえば、はっさくにはビタミンCをはじめとしたビタミン類、マグネシウムやカリウムなどのミネラル類などが豊富です。
そのため、甘いだけで栄養素が少ないケーキやクッキーなどを摂取するよりはいいかもしれません。とはいえ、1日1個のはっさくは摂取糖質量が高くなりすぎるので、1日半分程度の抑えておきましょう。ついつい後味をひくときもグッと我慢です。
加工品は糖質が高くなる
はっさくは基本的にそのまま食べることの多いフルーツですが、時にはゼリーやマーマレードなどの加工品に使用されることもあります。そんな、はっさくを使った加工品は元よりも糖質が高いことが多いので気を付けてください。
たとえば、はっさくゼリーは100gあたり約15.3gもの糖質を持っています。もともとの糖質は先ほど紹介したように100gあたり約10gですので、ゼリーになることで1.5倍にも増加。これはゼリーに加工する際、大量の砂糖が用いられるためです。
砂糖は使用グラム数と追加糖質量がほぼ一致する調味料。つまり、はっさくゼリー100gに10gの砂糖が使われていれば、それだけで10gの糖質アップになります。そのため、糖質を抑えたいのなら砂糖の使用を控える必要があります。
ただ、はっさくは独特の苦みがあるため、砂糖を加えないとゼリーとしては食べにくいかもしれません。そこで、自宅で作るのなら砂糖の代わりに糖質カットの甘味料を使いましょう。
これなら糖質制限中でもはっさくゼリーを食べやすいと思います。ジャムにする時も同じですね。砂糖は使わず糖質カットの甘味料を使い、糖質量を増やさないようにしてください。
はっさくのカロリーは低め
はっさくのカロリーは200gあたり90kcal、100gあたりなら45kcalです。フルーツは全体的にカロリーが低めで、中には100gあたり30kcalを切るようなものも存在するため、フルーツの中で考えると平均くらいですが、食品全体で考えれば低カロリーな方と言っていいでしょう。
1個まるまる食べても100kcal以下ですからね。カロリー制限中でも口にしやすいと思います。しかも、ビタミンCなどの栄養素が豊富なことからダイエット中の栄養補給効果も期待できそうです。ただ、いくらカロリーが低めでも食べ過ぎてしまえばカロリーオーバーに繋がることも考えられます。
同じ栄養素ばかりを摂取しても効果が薄いと言われていますし、はっさくはほどほどの量に抑えておきましょう。ちなみに、加工品の場合は砂糖などが加わることからカロリーが高めになることもあるので注意してください。
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