ソーセージの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

お弁当や朝食のおかずに欠かせないのがソーセージです。卵や野菜と一緒に炒めたり、パンに挟んだり、そのまま食べたり、その用途はなかなかに多いもの。そこで今回はソーセージの糖質とカロリーがどの程度なのかを紹介します。

ソーセージの定義

まず知っておいてほしいのがソーセージと一口に言っても種類は様々ということです。というのも、ソーセージとは香辛料などで味付けした肉を腸詰にしたのち燻製にしたものであり、ウィンナーやフランクフルトもここに含まれます。

正確にはウィンナーソーセージとフランクフルトソーセージと呼ぶようで、前者は羊の腸を使った太さ20mm以内のもの、後者は豚の腸を使った太さ20～36mmのものと定義されています。そのため、ソーセージの糖質と言っても種類によって数値が変わってしまいます。

ソーセージの糖質は低い

上記を踏まえたうえでいくつかのソーセージの糖質を見ていきましょう。

こうして並べてみると分かるように、ソーセージの糖質量は種類によって大きく異なります。最も低い生ソーセージと最も高糖質な魚肉ソーセージでは同じ分量でありながら糖質10g以上の差がありますからね。糖質制限中に摂取するなら種類のことも考えなくてはなりません。

ただ、糖質に少し詳しい方なら分かるように基本はどれも低糖質です。魚肉ソーセージになるとやや高いかなという印象はありますが、他は100gあたり10g以下。フランクフルトを除けば3g以下です。

スタンダード糖質制限の目安で一食あたり40g以下の糖質ですので、生ソーセージやウィンナーであればお腹いっぱい食べても大丈夫でしょう。肉類なことから食べごたえがあるうえ、多くの料理に利用できるのでぜひ活用してみてください。

調味料のかけすぎと一部の料理に注意

魚肉ソーセージなどを避ければ糖質制限向けと言いましたが、調味料のかけすぎに注意するのも忘れないでください。ウィンナーやフランクフルトに添加する定番の調味料と言えばケチャップなわけですが、これには大さじ1杯あたり3.9gもの糖質が含まれています。

つまり、100gのフランクフルトに大さじ1杯のケチャップをかけてしまえば、合計糖質量は約10.1g。大さじ2杯なら14gにもなってしまいます。ここまで糖質が高くなると糖質制限向けとは言えませんね。また、マスタードも決して低糖質ではないので注意しましょう。

さらに、ウィンナーパンやホットドッグなどソーセージを使った一部の料理は糖質量が高いです。これらはパンが含まれているので分かりやすいですね。ケチャップなども含めて糖質量が1個で40gを超えてしまう可能性もありますので、出来ることなら避けるようにしてください。付け合わせにコーンやポテトのあるプレートも糖質が高くなりがちです。

ソーセージのカロリーは高め

先ほどと同じくいくつかのソーセージのカロリーを見ていきましょう。全て100gあたりとすると、

• 生ソーセージ：279kcal
• セミドライソーセージ：339kcal
• ウィンナー：321kcal
• フランクフルト：298kcal
• 魚肉ソーセージ：161kcal

となっています。

こうしてみると、魚肉ソーセージ以外は高カロリーと言ってよさそうです。そのため、過剰に摂取すればカロリーオーバーの危険性もあります。

また、ケチャップやマスタードが加わるとカロリーはさらに高くなりますね。カロリーを気にするならソーセージの摂取には気を付けましょう。ちなみに、魚肉ソーセージのカロリーが低めなのは原料が魚だからでしょう。

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