2017/08/31更新
グリーンカレーの糖質はどのくらい?カロリーは?
グリーンカレーは名前こそカレーとなっているものの、実はゲーンと呼ばれるタイ料理の一種。これを外国人向けに分かりやすくカレーとしているそうです。色については名前の通り緑色が強く、日本のカレーに馴染んでいるとやや違和感があります。今回はそんなグリーンカレーの糖質とカロリーを紹介しましょう。
グリーンカレーの糖質は高めなので気を付けよう
グリーンカレーの糖質量は1人前で約84.8gと言われています。スタンダード糖質制限における1食分の目安が糖質40g以下ですので、グリーンカレー1人前だと2食分と少しになりますね。
グリーンカレーに2食分を持たせるだけの腹持ちがあれば糖質制限向けと言えなくもないですが、基本的に普通のカレーと同程度の腹持ちなことから、さすがに2食分、たとえば朝食に食べて夕食まで持たせるのは難しいでしょう。
そのため、あまり糖質制限向けとは言えませんね。むしろ控えるべき食品に上げられる方だと思います。糖質が高い理由についてはご飯が含まれるからでしょう。日本で提供されるグリーンカレーの多くには普通のカレーと同じようにちょっと多めのご飯が盛られています。
ご飯は糖質制限の敵として有名な食品であり、その糖質量は1杯あたり約55gと言われています。つまり、少し多めのご飯だと糖質が60gや70gを超えることもあるわけです。メインがナンだったとしても同じことですね。ナンも小麦粉で作られることから糖質が高いとされています。
グリーンカレーの場合はロティと呼ばれるタイやマレーシアで有名なパンがつくこともあるようですが、こちらも1人分で約30g前後の糖質を持った食品。重さに対する糖質量はナンとそう変わらないので注意しておきましょう。
糖質制限中のグリーンカレー
グリーンカレーをそのまま食べてしまうとナンやライスのせいで摂取糖質量が高くなってしまいます。そこで、おすすめなのがグリーンカレーは主食無しで摂取する方法。これなら糖質が極端に高くなることはありませんし、具材をたっぷり投入すればナンやライスが無くても満足度は高いですよ。
鶏肉や野菜類などを少し多めにカットして投入。具材が大きめなら噛みごたえもあるので、すぐに食べ終わることもないでしょう。この時、グリーンカレーペーストと呼ばれる商品を使うといいようです。
一般的なレトルトのグリーンカレーには砂糖が含まれますが、グリーンカレーペーストには砂糖が含まれません。そのため、糖質をより抑えることが可能です。砂糖が無くて甘みが足りないと思えば糖質カットの甘味料を使うといいでしょう。
また、ご飯が我慢できない時には、こんにゃく米を使って糖質を下げる方法もあります。ただ、極端な低糖質化は無理なので、こんにゃく米を使う場合は摂取量を控えめにしてください。他にも大豆粉などを使って低糖質ナンを作る方法がありますね。自分に合った方法で糖質制限を進めましょう。
グリーンカレーはカロリーも高い
グリーンカレーのカロリーは1人前で747kcalとされています。これは成人男性が1食に摂取すると言われる600~700kcalを超えたカロリー量。それだけにカロリー制限中なら警戒が必要でしょう。
自宅で作る場合は量は鶏肉などカロリーの高い食材を減らすとよさそうです。外食店で注文する場合は、さらに高カロリーなことも予想されるので、誰かとシェアするか他の食事のカロリーを減らしておくか、何かしら対策をしましょう。
外食店のカロリーについてはメニューに書かれていることもあるので確認してみてください。ちなみに、グリーンカレーにつきもののココナッツミルクは糖質こそ低いもののカロリーは高めです。カロリーを気にするなら入れすぎには注意してください。
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