2017/06/02更新
ささみの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
糖質制限をしている人だけでなく、体脂肪を嫌うアスリートも食事に取り入れているささみですが、その糖質やカロリーをきちんと把握している人はあまりいません。なんとかく低糖質で高タンパクというイメージだけが定着していますが、実際のところはどうなのでしょう?
ここではそんなささみの糖質やカロリーについて紹介します。本当に糖質は少ないのか、糖質制限に活用するときに気をつけたいポイントなども含めて説明します。
ささみの糖質はゼロ!糖質制限で積極的に使おう
アスリートの食事で、ささみとゆで卵だけを食べている映像などを見たことがあるかもしれませんが、筋肉を付けつつ脂肪は減らしたいという人にとって、ささみは定番食材のひとつです。その糖質は次のようになります。また、ささみの脂質とタンパク質についても見ておきましょう。
若鶏肉ささみ | 成分量(100g中) |
---|---|
糖質 | 0g |
脂質 | 0.8g |
タンパク質 | 23g |
ささみの糖質は0gです。文句なしに糖質制限に最適な食材です。とてもアスリート向きの食材であることもわかります。BCAAなども多く含まれているため、筋肉を付けたい人や、体力をつけたい人にとても適しています。もちろん一般の人でも糖質が低くて、高タンパクですので、ダイエットに向いている食材です。
悩ましいところは、ささみの味が薄いということで、しっかりと味付けをしないとたくさん食べるのは難しいということくらいです。食事は楽しみながら、しっかり食べるのが糖質制限の魅力です。味付けで糖質が増えすぎないように気をつけつつ、食べやすく調理するように心がけましょう。
ささみのカロリーは低め!カロリー制限でもOK
ささみは糖質制限が注目される前から、ダイエット食として最適な食材とされてきました。カロリーもしっかり抑えることができるため、カロリー制限にも適しているためです。
- 成鶏肉ささみ(100g):114kcal
- 若鶏肉ささみ(100g):105kcal
成鶏肉と若鶏肉で多少のカロリーの違いはありますが、いずれにしてもカロリーは少なめです。茹でたり焼いたりすることで、水分が抜けてしまいますので、調理済みのささみ100gで考えるともう少しカロリーが上がります。それでもやはり食材としてのカロリーは低めです。
このカロリーの低さを上手に活かすことのできる調理方法を選べば、ささみは低糖質・低カロリーで最高の食材ということになります。
ただし糖質制限ではカロリーについては考える必要はありません。仮にささみが高カロリーだったとしても、糖質制限では何の影響もありません。むしろ、ささみの低カロリーによって、カロリー不足になることを注意しましょう。
以前はカロリーさえ抑えておけば痩せられるという考え方でしたが、カロリーを減らしすぎるとその影響で体調不良を引き起こすこともあります。糖質以外をしっかり食べて健康に痩せるのが糖質制限ダイエットの基本です。
ささみを糖質制限で食べるときには、他の食材できちんとカロリーを補うようにしましょう。
ささみの糖質を上げない調理方法
せっかく低糖質な食材ですので、できれば調理によって糖質が増えることは避けたいところです。ここでは、低糖質を活かした調理方法について紹介します。
もっともシンプルな調理方法は「茹でる」です。茹でて、糖質が少なめの野菜と一緒に低糖質なタレをかけて食べるのが基本です。味付けはシーザーサラダドレッシングがおすすめです。糖質の少ないドレッシングをいくつか用意しておけば、飽きること茹でたささみを楽しむことができます。
ホイル焼きなども、ささみの糖質を活かした調理方法のひとつです。きのこやブロッコリーなどの野菜やチーズと一緒にアルミホイルに乗せて、オーブンで焼くだけです。一緒に焼く食材を変えるだけで、レシピはどんどん増やすことができます。
ただし、じゃがいもや玉ねぎのような、糖質が高めの野菜は避けるようにしてください。
このような簡単な調理方法で、糖質制限に最適なささみを美味しくいただくことができます。他にも低糖質メニューが、インターネットでたくさんレシピが公開されています。ぜひささみを上手に活用して、糖質制限でダイエットをしてみましょう。
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