2017/08/31更新
スープカレーの糖質はどのくらい?カロリーは?
札幌発祥でご当地グルメとしても人気の高いスープカレーですが、通常のカレーライスと比べると、とろみもなく、糖質が少なめのように感じます。そうなると気になるのが、糖質制限中に食べてもいいのかどうかということですよね。
ここではそんなスープカレーの糖質と、ダイエットをしている人が気にしているカロリーについて紹介します。カレーライスはルーもライスも糖質制限でNGですが、スープカレーなら大丈夫かもと期待している人は、しっかりチェックしてください。
スープカレーは糖質高め!糖質制限中はNG
カレーライスは1人前で、おおよそ130gもの糖質が含まれています。糖質制限で考えたときには、これは明らかにNGです。それではスープカレーの糖質はどれくらいでしょう?
- スープカレー(100g):18.41g
スープカレー100gに含まれる糖質量は約18.41gです。それほど多くないように思えますが、1人前のスープカレーはおおよそ530gあります。そのため1人前の糖質量は97.57gと、残念ながらかなりの高糖質な料理のひとつです。
スタンダードな糖質制限の場合は、1食あたりに摂取していい糖質の量は40gまでですので、スープカレーの糖質は、2食分以上です。これは完全にNGな値ですので、糖質制限をしているときには、スープカレーは食べないようにしましょう。
スープカレーのカレーは少なめ!カロリー制限ではOK
スープカレーは糖質制限ではNGですが、もしかしたらカロリー制限ならOKではないかと期待している人もいるかもしれません。スープカレーのカロリーは次のようになります。
- スープカレー(100g):103kcal
100gでたった103kcalしかありませんが、1食分の530gで計算するとカロリーは546kcalにもなります。とはいえ、一般的な成人男性が1食で摂取するカロリーの目安は600〜700kcalですので、これと比較するとやや少なめです。このため、カロリー制限ダイエットで考えると、スープカレーはOKです。
ただし、料理によって糖質制限にしたり、カロリー制限にしたりするのはダイエット方法としてはよくありません。ダイエットをするときには、どちらか一方にしなければ、きちんと結果を出すことはできません。
糖質制限ではお米や小麦粉の加工品を食べられませんが、糖質さえ気にしておけば、しっかりとお腹いっぱい食べられるのがメリットです。カロリー制限では、どうしても食べる量が制限されてしまいますので、ダイエットを長く続けにくいというデメリットがあります。
最近の主流は糖質制限で、無理なくダイエットできます。ガマンしなくてはいけないこともありますが、ダイエットを継続するにはこちらのほうがおすすめです。
糖質制限中でもスープカレーを食べる方法
糖質制限でスープカレーを食べることができないと紹介しましたが、実はちょっとした工夫で食べられるようになります。スープカレーがNGとなる理由はライスにあります。
スープカレーに使われるライスの量は200gくらいあり、その糖質量は74.2gになります。これをスープカレーから差し引くと23.37gです。糖質制限で食べてもいいのは40gまでですので、ライスさえなければ、問題なく食べることがわかります。
店舗によってライス抜きできるお店と、そうでないお店がありますが、糖質制限が一般的になってきたことで、ライス抜きでも注文できるお店が増えてきました。お店によっては、100円前後値引きしてくれることもあります。糖質制限中は「ライス抜き」で注文しましょう。
ライス抜きにすると、糖質は減りますが、今度はカロリーが大幅に不足します。よほど少食でなければ、お腹いっぱいにもなりませんので、トッピングを増やすか、サラダなどを注文するようにしてください。トッピングはお肉類がカロリー高めでおすすめです。
反対に、ジャガイモやカボチャといった、糖質が高めの食材は避けるようにしてください。ジャガイモもカボチャもスープカレーにピッタリの具材ですが、糖質が高くなるため、糖質制限中は避けるようにしましょう。
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