2017/06/23更新
ベーコンの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
お肉は低糖質高タンパクで、糖質制限に向いている食材のひとつですが、その加工品となると、糖質を把握できていない人が多いかもしれません。同じお肉だから加工品も低糖質だと思っていると、実は糖質が含まれていたというようなことがよくあります。
ここではそんなお肉の加工品の中から、口にすることの多いベーコンについて、その糖質とカロリーについて紹介します。ベーコンの糖質はどれくらいなのか、これまで意識したことのない人も、お肉だから大丈夫だと決めつけずに、しっかりチェックしてください。
ベーコンは低糖質食材!ただし部位によって糖質に違いあり
ベーコンは豚肉を塩漬けにして、燻製にしたものです。豚バラ肉の燻製をベーコンと呼び、豚ロース肉はロースベーコン、豚肩肉はショルダーベーコンと呼びます。ちなみに豚のもも肉はハムにすることはあっても、ベーコンにすることはありません。まずはそれぞれの糖質をチェックしましょう。
ベーコンの糖質 | 糖質量(100g中) |
---|---|
ベーコン | 0.3g |
ロースベーコン | 3.2g |
ショルダーベーコン | 2.5g |
3種類すべてのベーコンが100gあたりの糖質が5g以下ですので、ベーコンはすべて低糖質に分類されます。どの部位のベーコンでも糖質制限に向いている食材というわけですが、ロースベーコンと普通のベーコンでは糖質量が10倍以上違います。
ロースベーコンでも十分に低糖質なのですが、ベーコンと比べると糖質がやや気になります。お肉と同じ感覚で食べてもいいのはベーコンだけで、ほかの2種類は食べ過ぎや他の食材との組み合わせには注意しなくてはいけません。
ベーコンは高カロリー!糖質制限でも要注意
ベーコンは低糖質で糖質制限向きだと紹介しましたが、それではベーコンのカロリーはどうなのでしょう。糖質制限ではカロリーを気にする必要がないとされていますが、ベーコンでもそれは当てはまるのでしょうか。
- ベーコン(100g):405kcal
- ロースベーコン(100g):211kcal
- ショルダーベーコン(100g):186kcal
ロースベーコンとショルダーベーコンは、それほど気にならないカロリーの値ですが、ベーコンの405kcalというのは、さすがに無視していい値とは言えません。糖質制限でカロリーを気にしなくてもいいというのは、自然とカロリーが下がるからであって、高カロリーの食材はカロリーオーバーを気にする必要があります。
成人男性が1食で摂取するカロリーの目安が600〜700kcalですので、ベーコン100gで405kcalというのは明らかに摂取しすぎです。他にカロリーの高いものを食べないのであればいいのですが、ベーコン以外にも食べるのであれば、他の食材を減らすか、ベーコンを減らすかしなくてはいけません。
ベーコンは低糖質ですので、食べてはいけないことはないのですが、カロリーが高すぎるため、ダイエット中はいくらでも食べてもいいというわけにはいきません。糖質制限でベーコンを食べる場合は、全体のカロリーが膨れ上がり過ぎないように注意してください。
ただし、ロースベーコンやショルダーベーコンの場合は、カロリーも気にせずに、糖質制限で使うことができますので、できればこちらの部位を使いましょう。
糖質制限でベーコンを食べるときの注意点
糖質制限でベーコンを食べるときは、カロリーに注意したほうがいいと紹介しましたが、実はもうひとつ気をつけたいのが塩分です。ベーコンは部位によって、100gで2〜2.4gもの塩分を含んでいます。1日に摂取していい塩分の1/4くらいを100gのベーコンで摂取します。
糖質が少ないからといって、好きなだけ食べていると、カロリーオーバーになるだけでなく、塩分も摂取しすぎてしまいます。
また、ベーコンはお肉ですので栄養に偏りがあります。ベーコンばかり食べていると、ビタミンAやビタミンDが欠乏しますので、糖質の少ない野菜を積極的に摂って、栄養バランスを考えながら食事をしましょう。
それさえ気をつけておけば、ベーコンは糖質制限に適した食材です。食べすぎることなく、栄養バランスをしっかり考えて、糖質制限の食事にベーコンを取り入れてください。
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