ハムの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

お肉は糖質制限をするときに食べることが多い食材ですが、調理が何かと大変です。朝ごはんなどでは、お肉料理を作るよりは、ハムなどを使ってさっと調理を終わらせたいですよね。でもハムの糖質はどれくらいあるのかわからないと、安心して使うことができません。

ここではそんな不安を解消するために、ハムの糖質とカロリーについて紹介します。ハムはお肉の代用品になるのか、その糖質量をしっかりとチェックしてください。

ハムは低糖質食材！種類によって違いあり

ハムは豚もも肉を塩漬けにした加工品です。そもそもは保存食の意味合いが強かったため、大量の塩を使って作られています。原材料はさらにハーブが加わるくらいですので、ほとんどが豚肉です。このためハムは豚肉同様に低糖質な食材です。

一般的なハムはいずれも糖質量が5g以下ですので、すべて低糖質食材に分類されます。ただし、ハムの種類によって糖質量に違いがあります。骨付きハムの糖質量が0.8gと、かなりの低糖質であるのに大して、プレスハムはその約5倍もの糖質を含みます。

プレスハムは、豚肉以外の馬肉や兎肉などの肉片と、大豆蛋白などの副原材料を混ぜて作られます。このため、どうしても他のハムよりも糖質が高めです。糖質制限をするときは、プレスハムはできるだけ避けて、純粋なハムを選ぶようにしましょう。

ハムのカロリーはやや高め！糖質制限では気にしなくてもOK

糖質制限をするときには、カロリーを気にする必要がないとされていますが、それでもダイエットをしている人にとって気になるのがカロリーですよね。そんな人のために、ここではハムのカロリーについても紹介します。

• 骨付きハム（100g）：219kcal
• ボンレスハム（100g）：118kcal
• ロースハム（100g）：196kcal
• ショルダーハム（100g）：231kcal
• プレスハム（100g）：118kcal

ハムのカロリーは種類によって大きく分かれます。ボンレスハムとショルダーハムとでは、カロリーの値が倍近く違います。カロリー制限をしていると、それぞれのカロリーを覚えなくてはいけませんので大変です。これだけカロリーに差があると、サラダなどに入っているハムも、ハムの種類を気にしなくてはいけなくなります。

ところが糖質制限の場合は、これらのカロリーの値を覚える必要はありません。糖質制限をしていると、自然とカロリーが少なくなるため、ハムのカロリーが高くても、他の食材でのカロリーが低いため、何もしなくても摂取カロリーが抑えられます。

このため、糖質制限でハムを食べるときには、糖質だけオーバーしないように気をつけましょう。もちろんハムばかり食べていると、カロリーオーバーになってしまいますので、ハム以外の食材もバランスよく食べるようにしてください。

糖質制限でハムを食べるときの注意点

ハムは糖質面だけを考えれば、低糖質で高タンパクな糖質制限に最適な食材です。それでも、摂取するときにはいくつか気をつけたい点があります。

まず気にしておきたいのがハムの塩分です。ハムは豚肉を塩漬けしますので、どうしても塩分が高めです。100gのハムで1.6〜2.8gもの塩分を摂ることになりますので、他の料理も考ええると、かなりの塩分摂取量です。

ハムを食べるときは塩分を考えると50gくらいに抑えておくか、比較的塩分の少ないショルダーハムを選びましょう。ショルダーハムなら糖質も少なめですので、糖質制限としてもおすすめです。

また、ハムは栄養価が偏っている食材ですので、糖質の少ない野菜などと一緒に食べるようにしてください。いくら糖質が少ないからといって、ハムばかり食べているようですと、体に必要な栄養素が不足しますので注意してください。

塩分の摂り過ぎと、栄養の偏りさえ注意しておけば、ハムはとても糖質制限に向いた食材で、お肉の代用品になります。朝の忙しいときにお肉料理をしている時間がないという人は、ハムを代用品として活用しましょう。

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