2017/06/14更新
ペペロンチーノのカロリーは?糖質制限には向いている?
ペペロンチーノはパスタ料理のひとつで、にんにくや唐辛子、オリーブオイルなどで味付けしたものを指します。正式名称は「アーリオ(にんにく)・オーリオ(油)・ペペロンチーノ(唐辛子)」となりますが、こちらの名前で呼ばれることは少ないですね。そんなペペロンチーノのカロリーと糖質を紹介します。
ペペロンチーノはカロリー高めのメニュー
ペペロンチーノのカロリーは1人前(280g)あたり510kcalとされています。対して成人男性が摂取するカロリーが一食あたり600~700kcalと言われているので、1人前まるまる食べてもギリギリカロリーオーバーにはなりません。
ただ、これはあくまでも目安の数字であり、外食店などの場合は味付けの問題からさらに高カロリーなこともあります。そのため、カロリー制限中なら少し警戒したほうがいいでしょう。一部の外食店ではメニューのカロリーを公表していますので、公式ホームページなどで確かめてみてください。
冒頭で話したようにペペロンチーノにはオリーブオイルなどの油を使用するため、どうしてもカロリーが高くなってしまいますね。オリーブオイルは100gあたり921kcalもある、カロリーの塊のような食品。ペペロンチーノ1人前に使う量は10~15g程度ですが、それでも十分なカロリー量です。
また、メインとなるパスタもカロリーが高めで、250g(1人前)あたり373kcalもあります。ペペロンチーノのカロリーはこの2つの食品で構成されていると言っても過言ではないでしょう。カロリーを抑えたいならオリーブオイルの量を減らし、麺を糸こんにゃくなどに置き換えてみてください。
ペペロンチーノは糖質も高く制限に向かないメニュー
ペペロンチーノの糖質は1人前(280g)あたり約71gもあります。これではプチ糖質制限(一食あたりの糖質摂取目安60g以下)ですら食べることができません。スタンダード糖質制限(一食の目安40g以下)なら31gもオーバーしてしまいます。
昼食にペペロンチーノを食べて、夕食の糖質量を9gに抑える。不可能ではないものの、食べられるメニューが限定されますし、栄養バランスも偏りそうです。そのため、糖質制限中ならペペロンチーノの摂取を控えることを推奨します。
オリーブオイルなどによる味付けはほとんど糖質を持たないんですけどね。メインとなるパスタが非常に高糖質なため、総糖質量が高くなってしまいます。
このことから分かるように、ペペロンチーノに限らず、ミートソースもナポリタンもカルボナーラも明太子スパゲッティも。パスタが入る料理はどれも高糖質です。糖質制限中は基本的に麺類禁止。これは糖質制限の基本なので覚えておきましょう。
糖質を抑えた麺もある
先ほど糖質制限中は基本的に麺類禁止と言いましたが、これには例外があります。実はネット通販などで検索をかけると、糖質をカットした麺なるものが登場します。これを使ってペペロンチーノを作れば、糖質をグッと抑えることが可能。
オリーブオイルなどは使えるので味付けは変わりませんよ。ただ、食感などは変わってくるようですね。いくつか種類があるようなので、自分に合ったものを探すのもいいでしょう。
また、麺の代わりにしらたきを使う方法もありますよ。しらたき100gには炭水化物が3gしか含まれないうえ、食物繊維が2.9gも含まれています。糖質量は「炭水化物-食物繊維」で求めることができるため、しらたきの糖質量は100gあたり0.1g。これなら糖質をほぼ含まないと言っても大丈夫でしょう。
しらたきならカロリーも100gあたり6kcalしかありませんし、ダイエット中ならぜひ活用してみてください。ペペロンチーノ以外の麺類メニューにも利用できますよ。
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