うな重の糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

うな重は重箱に入ったご飯の上にうなぎの蒲焼が乗った料理。高級料理というイメージが強く、記念日などに食べることが多いですね。特に有名店のものは高価で普段はなかなか手が出ません。そんな、うな重の糖質とカロリーを見ていきましょう。

うな重は高糖質な料理

冒頭で話したように、うな重は重箱に詰まったご飯にうなぎの乗った料理です。そのため、ご飯の量が普通のお椀よりも多いことがほとんど。それだけに糖質量は1人前（350g）あたり約106.4gもあります。

ご飯の量によって左右されるとはいえ、まさかの100gオーバー。これはクリームやアイス、フルーツなどが大量に乗ったパンケーキに近い糖質量です。そもそも、白米は糖質制限の敵と言われることもある存在で、お椀1杯に約55gもの糖質が含まれています。

うな重1人前に含まれるご飯の量はお椀1杯の1.5倍くらいでしょうか。ちょっと多めに260gのご飯が含まれると想定すると、ご飯だけで糖質95gを超えてしまいます。要はうな重の糖質が高いのはほぼご飯のせい。

ご飯のたっぷり含まれる料理はどれも糖質が高いので気を付けましょう。ちなみに、メインとなるうなぎには糖質が100gあたり0.3gしか含まれません。うな重の糖質量がうなぎの量によって左右されることは基本的にないわけです。

うなぎが5枚乗っていようが6枚乗っていようが糖質量はほとんど変わらず。しかし、残念なことにうなぎは高級品であるため、大量に乗っていることはまずないです。糖質制限的に考えるとうなぎが多ければ多いほどいいんですけどね。お財布事情を考えればそうもいかないでしょう。

ご飯が無ければ低糖質？

うな重を始めとした丼系の料理はご飯さえなければ低糖質なことが多いです。実際、うな重のメインであるうなぎの蒲焼は1切れ（150g）あたり約4.6gしか糖質を持ちません。これならお腹いっぱい食べても糖質オーバーになることはないでしょう。

ただ、ご飯抜きにした時点で、それはうな重でも何でもないんですよね。もはや、うなぎの蒲焼以外の何物でもありません。そこで、ご飯の代わりに豆腐を使ってうな重を作ってみましょう。

これは糖質制限の常套手段。ご飯300gが100g以上の糖質を持つのに対して、豆腐一丁（300g）には約3.6gしか糖質が含まれません。これなら大盛りにしようが特盛にしようが問題なし。

うなぎの蒲焼の糖質を含めても10g以下ですね。甘めのタレをかけると20g近くなることもありますが、それでも許容範囲でしょう。ちなみに、タレは砂糖や醤油を使って作られます。

自宅で作るなら砂糖を糖質カットの甘味料に、醤油も糖質制限向けのものにしておくと、低糖質なタレが完成します。糖質を少しでも抑えたいと考えるなら、ぜひチャレンジしてみてください。

うな重はカロリーも高い

ご飯が大量に含まれる料理は糖質だけでなくカロリーも高いですね。うな重も例外ではなく1人前（350g）で683kcalもあります。一般的なカロリー制限中の摂取量が一食あたり600kcalくらいでしょうか。そう考えるとうな重1人前で既にカロリーオーバーです。

ここにお吸い物やらサラダがつけば、さらにカロリーは高くなりますね。そのため、カロリー制限中ならうな重には気を付けてください。カロリーの場合はご飯だけでなくうなぎの方にも原因があります。

うなぎは100gあたり255kcalと、魚介類の中でも高カロリー。蒲焼にすると100gあたり293kcalにもなります。そのため、糖質と違って5枚も6枚も乗せるわけにはいきません。そんなことをすれば、摂取カロリーが1000kcalや1500kcalになってしまうでしょう。

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