うなぎの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

うなぎはウナギ科ウナギ属に分類される魚であり、細くて長い蛇のような見た目が印象的です。見た目の似た魚にあなごがあり、実際にうなぎの代用品としてあなごを用いることもあります。そんな、うなぎの糖質とカロリーがどの程度なのか見ていきましょう。

うなぎの糖質は低い

うなぎの糖質は魚介類らしく低いもので100gあたりなら約0.3gしかありません。1尾あたりの可食部が約225gとされているので、1尾あたりなら約0.7gほどの糖質量。この程度であれば気にするほどでもないでしょう。

調味料を添加していない状態ならお腹いっぱい食べても糖質オーバーになることは無いと思われます。スーパー糖質制限ですら一食あたり20gまでの糖質摂取が許されてますからね。要は2.8kg程度のうなぎを食べてもギリギリセーフです。

ちなみに、名前の似ているやつめうなぎ（分類上の種類は別もの）は100gあたりの糖質が約0.2g、見た目の似ているあなごについてはデータ上で言えば糖質がほぼ含まれていません。

つまり、うなぎの代用としてあなごを使えばさらに糖質摂取量を下げることが可能です。とはいえ、うなぎも十分に低糖質なので好きな方を食べてしまっていいでしょう。それに、お財布事情も考えればうなぎの大量摂取は難しいと思います。

このように、うなぎは糖質が低く糖質制限向けの魚ですが、調理方法によっては糖質が高くなる点に注意してくださいね。ここで紹介した数字はあくまでも調理前のものであり、調理後については糖質量がもう少し高くなります。

うな重は糖質的にアウト

さて、うなぎの代表料理といえば、やはりうな重ですよね。タレのかかったご飯に乗った大きなうなぎの蒲焼。お値段こそ高めなものの、たまに無性に食べたくなる一品です。しかし、糖質制限的にみるとこれはアウトなので注意しましょう。

というのも、うな重には茶碗1杯よりも多いご飯が使われています。それを1人前まるまる食べてしまうと糖質摂取量が100gを超えてしまうこともあるのです。糖質100gオーバーといえば、もはや1日分の摂取量に迫る勢いです。

うな重1杯で1日我慢できるなら食べられなくもないですが、まずお腹が空いてしまうでしょうし、そもそも栄養バランスが整いません。このことから、糖質制限中ならうな重の摂取は避けておきましょう。どうしても食べたいならご飯の量を極端に減らすしかありません。

うなぎの蒲焼はセーフ

うな重はご飯の問題からアウトですが、上にのっているうなぎの蒲焼だけならセーフですよ。これなら1切れ（150g）あたりの糖質は約4.6gほど。もとの糖質量を考えれば高くはなっているものの、十分に糖質制限向けと言える数字です。

それでも糖質量が気になるのなら、うなぎの白焼きにするといいかもしれません。白焼きはそのまま素焼きにしたものなので糖質量が上がることもなく、糖質摂取量を抑えることができます。

うなぎのカロリーは？

うなぎのカロリーは100gあたり255kcal、1尾（225g）あたり574kcalと高めです。そのため、カロリーを気にするなら摂取量を抑えなくてはなりません。1尾まるまる使われたうな重はご飯のカロリーも合わせて800kcalは軽く超えてしまいそうですね。

しかし、成人男性が一食に摂取するカロリーは600～700kcalと言われており、つまりはうな重を1杯まるまる食べてしまえばカロリーオーバーになる可能性が高いわけです。

ちなみに、やつめうなぎはさらに高カロリーで100gあたり273kcal。逆にあなごは100gあたり161kcalと少しだけヘルシーになっているので、カロリー制限中はあなごに置き換えるのもいいかもしれません。

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