ナポリタンのカロリーは高い？糖質制限には向いている？

ナポリタンは味付けをケチャップ、具材を玉ねぎやピーマン、ベーコンとする洋食のひとつ。カフェの軽食メニューに採用されることが多く、昔から人気のあるメニューです。また、学食やコンビニ弁当で見かけることもありますね。そんなナポリタンのカロリーと糖質を見ていきましょう。

ナポリタンのカロリーは高め

ナポリタンのカロリーは1人前（350g）あたり588kcalと言われています。一食の摂取カロリーを600kcalとするならギリギリですね。少し具材が多かったり、セットで注文するコーヒーにミルクや砂糖を加えればカロリーオーバーを引き起こしそうです。

そのため、ナポリタンは基本的にカロリーが高めと思っておきましょう。クリームや卵を使ったカルボナーラよりは低カロリーなものの、ペペロンチーノよりは高カロリー。ミートソースと比較した場合は同じくらいです。

そもそもスパゲッティ系の料理はパスタをたっぷり使用することからカロリーが高めになるわけですが、ナポリタンの場合はベーコンなどの肉類が入ったり、調理の際にサラダ油を用いるのがよくありませんね。

ベーコンやウィンナーなどの肉類はカロリーが高いため、カロリーを気にするなら少なめにしておくのが無難です。油はほんの少量を使うだけでもカロリーを大きく上昇させるので気を付けてください。

玉ねぎやピーマン、キノコ類などの具材は低カロリーなので特に問題ないでしょう。ちょっと多めに投入してボリュームを増やすくらいがいいと思います。

ちなみに、ナポリタンにパルメザンチーズをかける派の人は少なめを心がけてください。パルメザンチーズはカロリーが高く、大さじ1杯で30kcalもあります。

ナポリタンは糖質制限に向かない

ナポリタン1人前（350g）に含まれる糖質量は約73.5gとされています。スタンダード糖質制限で一食あたりの糖質摂取目安が40gですので、どう考えても高すぎですね。

小腹が空いたからカフェでナポリタンでも食べるか、なんてことをすれば2食分に近い糖質を摂取することになります。糖質制限的に考えると恐ろしい行為ですので、やめておきましょう。

ここまで糖質が高い理由は大量に使用されるパスタにあるため、基本的にスパゲッティ系の料理はどれも高糖質です。ただ、ナポリタンはその中でも特に糖質が高めかもしれません。

20gも30gも差があるわけではありませんが、ナポリタンにはケチャップが使われることから味付けによる糖質のプラスが多いのです。ケチャップ大さじ1杯には約3.9gの糖質が含まれますからね。味付け濃い目が好みの方は特に注意が必要でしょう。

ナポリタンの糖質は抑えられる

パスタの糖質が高いことから高糖質なナポリタンの糖質を抑えるには、糖質カットの麺やしらたきなどを活用しましょう。糖質カットの麺は糖質制限中でも麺が食べられるように作られた商品で、これに置き換えることでストレスなくダイエットを進めることができます。

また、しらたきは100gあたり0.1gしか糖質を持たない超低糖質食品です。同時にカロリーも抑えることが出来るので、気になる方は試してみるといいでしょう。麺の置き換えだけであれば特に手間もかからないと思います。

後はケチャップによる味付けを濃い目にしないことです。先ほども言ったようにケチャップは大さじ1杯で約3.9gの糖質を含む高糖質な調味料。ナポリタンのメイン調味料ではありますが、少しでもいいので使用量を少なめにしてみてください。

調味料は糖質が高いものも多いので薄味に慣れておくと糖質制限にストレスを感じにくくなりますよ。その分だけ塩で味を調整するのもありですが、塩分過多にならないよう気を付けてください。

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