ししゃもの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

ししゃもはキュウリウオ目キュウリウオ科に分類される魚のことで、最近は漁獲量の減少から輸入品であるカラフトシシャモのことをししゃもと呼ぶことが多いです。料理方法としてはフライや焼き魚などが有名ですね。そんな、ししゃもの糖質とカロリーを今回は見ていきましょう。

ししゃもの糖質は低い

ししゃもの糖質も魚介類らしい低いものとなっています。普通のししゃもの糖質量は100gあたり0.2g、カラフトシシャモの糖質量は100gあたり0.5gほどです。

こうしてみるとカラフトシシャモは普通のししゃもの2倍以上の糖質量を持っています。それでいて、現在流通しているししゃもの多くはカラフトシシャモと言われています。つまり、ししゃもを食べるときは100gあたり0.5g程度の糖質を摂取すると考えておくのが無難です。

とはいえ、100gあたり0.5gなら十分に低糖質ですよ。目安が分からない方のために説明すると、スタンダード糖質制限で一食あたりの糖質を40g以下に抑えるべきと言われています。つまり、カラフトシシャモでも8kg程度は食べられる計算です。ししゃもは1尾1尾のサイズがかなり小さいので8kgともなれば大変な量でしょう。

1尾の具体的な重さは30g程度とされているので、1尾あたりの糖質としては0.2g前後でしょうか。1枚で5g前後の糖質を持っていたりするクッキーと違って気軽に摂取できると思います。焼いてよし、揚げてよし、マリネでよしと調理方法が意外にも多い魚ですので、いろいろとアレンジを加えて糖質制限に役立ててみてください。

ただ、糖質が高くなるような味付けは禁止ですよ。ちなみに、ししゃもにもビタミン類やミネラル類が豊富に含まれるため、ダイエット中の栄養不足解消にもいいでしょう。特に骨ごと食べることからカルシウムの摂取量が高め。カルシウムはイライラ解消や骨粗鬆症予防に効果があると言われています。

糖質制限中のししゃもの注意点

ししゃもも意外と調理法が多いもの、定番である焼き魚や唐揚げをはじめ、南蛮漬けやマリネなど様々なレシピが存在します。基本である焼き魚や唐揚げについては糖質が高い材料も特に入っておらず、糖質を大きく増やすことは無いので安心して口にできます。

ですが南蛮漬けなど一部の料理は糖質が高くなることもあるので気を付けてください。南蛮漬けは砂糖と加えて甘めの味付けにするうえ、糖質がやや高めの玉ねぎやニンジンが入ることから1人前の糖質量が20g近くなることも予想されます。

糖質制限中なら砂糖を控えめにするか、糖質カットの甘味料を上手く使っていきましょう。他にも甘辛く煮たものや、春巻きなどは糖質が高めです。様々なアレンジが出来るメリットはあるものの、糖質の高い食材や調味料には気を付けるように。常に低糖質を意識して料理をするようにしましょう。

ししゃものカロリーはやや高め

ししゃものカロリーは100gあたり166kcal、カラフトシシャモで100gあたり177kcalとなっています。糖質と同じくカロリーもカラフトシシャモの方が高めですね。ただ、流石に糖質のように2倍以上にはなりません。1尾ならこの3分の1程度のカロリーなのでそう高くはありません。

しかし、ししゃもはサイズがサイズだけに食べ過ぎが発生しやすい魚です。一口サイズであることから、気づいたら5尾、10尾食べていたなんてこともありますので、カロリーを考えるならしっかり摂取量を決めておいてください。

10尾も食べればそれだけで摂取カロリー量が500kcal近くなってしまいます。また、唐揚げは油を使うことからカロリーが高めになるので注意。そこにマヨネーズでもかけようものなら1尾でも100kcalを超えてしまうでしょう。

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