2017/02/03更新
ビーフンの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
中華料理で使われることが多いビーフンは、焼きビーフンなど日本独自の料理にも使われている人気の高い食材のひとつです。そんなビーフンの糖質はどれくらいなのでしょう?ラーメンの麺であれば小麦粉から作られていますので、糖質が高いのがわかりますが、ビーフンの糖質はあまり知られていません。
ここではそんなビーフンの糖質や糖質制限をするときの注意点などについて紹介します。
ビーフンはどうやって作られるの?
ビーフンの糖質についてチェックする前に、まずはビーフンがどうやって作られるのかを知っておきましょう。ビーフンについて知っておくと、糖質量を覚えていなくても、糖質制限に向いているかの判断ができるようになります。
ビーフンの原材料はお米です。お米から麺なんて作ることができるの?そう思うかもしれませんが、中国ではお米で作った麺が何種類かあり、ビーフンはそのうちのひとつです。インディカ種のうるち米を挽いて、そこからデンプンを取り出して生地を作ります。
この記事をところ天のように押し出して、線状にしたものを乾燥させればビーフンになります。勘の良い人はこの情報だけですでに分かっているかと思いますが、ビーフンはかなりの高糖質食材のひとつです。次にその糖質量や栄養素などを見ていきましょう。
ビーフンの糖質はかなり高めで要注意!
それではビーフン100gの糖質やその栄養素などをチェックしてみましょう。なんとなく高糖質の予感があると思いますが、どれくらい高糖質なのでしょう。
ビーフンの栄養成分(100gあたり) | |
---|---|
糖質量 | 79g |
カロリー | 377kcal |
たんぱく質 | 7g |
脂質 | 1.6g |
参考:ビーフン以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック
ビーフン100gの糖質量はなんと79gもあります。ご飯がお茶わん1杯150gで糖質が55gあり、糖質が高いから避けるべきとなっていますので、かなりの高糖質であることがわかります。これはビーフンが糖質の主成分であるデンプンだけをお米から取り出して作られているためです。
同じように緑豆のデンプンで作られる春雨も高糖質ですので、デンプンをメインにして作られている食材は同じように糖質制限では避けたい食材です。
100gでのカロリーも377kcalとやや高めです。それに対して栄養素は含まれていても少なめです。モリブデンを多く含む(25μg)という特徴がありますが、たんぱく質や脂質も低めですので、空腹を満たすこと以外に栄養面ではそれほどメリットがないのがビーフンの特徴です。
糖質もカロリーも高めのビーフンですが、実はビーフン1食分は50gです。このため1食分のビーフンの糖質もカロリーも半分です。味付けにもよりますがビーフンのイメージが少し変わってきます。糖質量が約40gですので、1食分はNGとしてもひと口ふた口であれば、許容範囲になりそうです。
糖質制限中にビーフンを食べるときの注意点
まず1食分の50gを全て食べることはNGです。味付けや一緒に調理する食材に糖質がまったく含まれていないような場合は、スタンダードな糖質制限でギリギリ許容範囲ですが、そのようなことはまずありませんので、ビーフンをメインに食べることは避けてください。
中華料理でみんなで何品も注文するときに、少しだけ取り分けてもらうくらいであれば、許容範囲内です。たくさん食べることはできなくても、少し食べるくらいですと糖質オーバーにはなりません。ただし、他の料理とのバランスになりますので、できるだけ量を抑えるようにしましょう。
どうしてもビーフン料理を食べたくなったときは、こんにゃく麺などで代用してビーフン料理を作ってみましょう。ビーフンの代わりにこんにゃく麺に置き換えるだけで、100%同じとはいいませんが、食感などもかなり似ていますしカロリーもかなり抑えられますので、こんにゃく麺代用のビーフン料理はおすすめです。
こんにゃく麺に置き換えて調理するときは味付けにも気を付けてください。そのまま置き換えると砂糖やみりんを使ってしまう調理方法もありますので、できるだけ糖質を使わない方法で味付けするようにしましょう。
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