2017/07/27更新
砂肝の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
糖質制限をしている人でも、お酒を好きな人が多いですよね。糖質制限でよく使うお店のひとつが焼き鳥屋さんではないでしょうか。値段も安く、焼き鳥中心に注文しておけば、糖質も低く抑えられます。
ただ、メニューによっては、糖質がわかりにくいものがあります。そのひとつが砂肝ではないでしょうか。居酒屋だけでなく家庭料理でも使うことのある砂肝。その糖質やカロリーについてここでは紹介します。
砂肝の糖質はゼロ!美容にもおすすめ
砂肝は亜鉛が多く含まれているため、美肌効果が期待できると言われています。そんないいものなら糖質制限に積極的に取り入れたいところですが、実際のところ糖質はどれくらいあるのか気になりますよね。
- 砂肝(筋胃)100g:糖質0g
砂肝の糖質は0gです。鶏肉の他の部位と同じように、糖質はまったく含まれていません。砂肝は人間にはない消化器官のひとつで、食べたものの消化を助ける機能があります。食べたときのコリコリとした食感は、砂肝についた筋肉によるものです。
筋肉ですので、他の部位と同じように、脂質が少なくタンパク質が多め。ビタミンKやビタミンB12、そして亜鉛が多く含まれているため、栄養面でもとても優れています。
糖質ゼロで、なおかつ栄養価も高い食材ですので、糖質制限には最適です。もちろん、砂肝だけでは不足する栄養素がありますので、野菜などで補うことが必要ですが、焼き鳥屋さんなどでは積極的に食べたい部位のひとつです。
砂肝のカロリーは低め!ダイエットのサイドメニューに最適
砂肝の魅力は、糖質ゼロというだけではありません。実はカロリーもかなり低めです。砂肝100gあたりのカロリーは下記の値になります。
- 砂肝(筋胃)100g:カロリー94kcal
焼き鳥の砂肝は1本あたり40gくらいですので、1本あたり37.6kcalしかありません。成人男性が1食で摂取するカロリーの目安は600〜700kcalですので。砂肝を10本食べたところで、カロリーはオーバーするどころか、むしろ不足します。
糖質制限をするときに注意したいのは、カロリーオーバーではなくカロリー不足です。糖質制限ではカロリーを気にする必要がないと言われていますが、その理由のひとつが、糖質を気にして食事をしていると、自然とカロリーが少なくなるためです。
その結果として、カロリー不足によって体調を崩すこともありますので、砂肝の場合はカロリーオーバーを気にするのではなく、カロリー不足を気にしてください。砂肝ばかりを注文するのではなく、他に低糖質でややカロリーの含まれている料理も一緒に食べましょう。
砂肝はあくまでもサイドメニューのひとつと考えておけば、カロリー不足にもならずに済みます。メインではなく、1度の食事で100gくらいを目安に食べるようにしましょう。
糖質制限で砂肝を食べるときの注意点
砂肝ばかり食べて、カロリー不足にならないようにする他にも、糖質制限で砂肝を食べるときには気をつけたいポイントがあります。
- タレではなく塩で食べる
- 野菜も一緒に摂取する
まず焼き鳥などで食べるときの注意点ですが、タレは砂糖やみりんなどが使われているため、糖質が高めです。砂肝を焼き鳥で食べるときは、塩で食べるようにしましょう。他の調理方法でも同様で、できるだけシンプルな味付けを心がけてください。
レシピを確認して、砂糖を使っているものは避けるか、砂糖の代わりに甘味料を使うなどして、糖質が上がらないように注意しましょう。
また、砂肝はビタミンKやビタミンB12、亜鉛などが豊富ですが、ビタミンAやビタミンCは少なめです。ナトリウムも不足していますが、塩味にすることで補うことができます。他では摂取しにくい栄養素もありますが、不足する栄養素も多いため、砂肝ばかり食べるのではなく、しっかりと野菜も食べるようにしましょう。
ほうれん草やキャベツは砂肝との相性がいい野菜ですので、それらの野菜を組み合わせて、栄養バランスも考えたうえで糖質制限を行いましょう。ただし、野菜の中にも糖質が高いものもありますので、糖質が多めの野菜は避けるようにしてください。
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