2017/06/02更新
チキンカツの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
糖質制限をしていると、肉や魚中心の食生活になり、その中でも鶏肉は高タンパクで頻繁に口にする食材ですよね。ただ、糖質を嫌って塩や胡椒だけの味付けをしていると味に飽きてしまいます。そんなときに気になる料理のひとつがチキンカツです。
チキンカツは小麦粉やパン粉を使って作りますが、その糖質は問題ないのでしょうか。ここではそんなチキンカツの糖質とカロリーを紹介し、糖質制限の向き不向きについて解説します。
目次
チキンカツの糖質は少なめ!お腹いっぱい食べてもOK
チキンカツの糖質は、作るお店によってばらつきがありますが、100gあたりのおおよその糖質は次のようになります。
- チキンカツ(100g):7.17g
1人前のチキンカツを150gとすると、そのときに摂取する糖質量は10.76gです。スタンダードな糖質制限をするときに摂取してもいい糖質量の上限は、1食で40gですので10.76gの糖質はまったく問題ありません。チキンカツだけで計算すれば3枚分食べてもまだ余裕があります。
チキンカツのメインの具材となる鶏肉には、ほとんど糖質が含まれません。このため小麦粉やパン粉を使ったとしても、糖質が膨れ上がるということはありません。もちろん食べ過ぎればチキンカツでも糖質オーバーとなることもあります。
それでも3枚のチキンカツとなるとかなりの量です。それでもまだ余裕があるのですから、チキンカツは糖質をそれほど気にせずに、しっかり食べてもいい料理のひとつと言えます。とても糖質制限に向いている料理でもありますので、糖質制限中の食事に積極的に取り入れましょう。
チキンカツのカロリーはやや高め!カロリー制限には不向き
チキンカツは糖質が少なく、糖質制限なら問題なく食べることができる食材ですが、それではカロリーはどうなっているのでしょう?揚げ物ですからかなり高いカロリーだと予想されますが、実際のところはどうなのでしょう?
- チキンカツ(100g):214kcal
チキンカツ1人前(150g)で考えると321kcalです。同量のロースとんかつが675kcalですので、その1/3ですので、とてもカロリーは低めに思えますが、それはあくまでもロースとんかつと比較してということです。321kcalというカロリーは決して低いものではありません。
成人男性が1食で摂取するカロリーの目安が600〜700kcalですので、その半分近くをチキンカツだけで占めています。カロリー制限をするなら、できるだけ避けておきたい料理のひとつです。
それでは糖質制限でこのカロリーはどう考えるべきでしょう。まず、基本的な考え方としては、糖質制限ではカロリーについて考える必要はありません。糖質だけオーバーしないようにしておけば、自然とカロリーの摂取が抑えられます。
むしろカロリー不足になりやすいのが糖質制限の問題のひとつです。チキンカツくらいのカロリーはカロリー不足を起こさせないために摂取しなくてはいけません。ですので、カロリー制限をしている場合は、チキンカツのカロリーについては気にせず食べてください。
糖質制限中にチキンカツを食べるときの注意点
糖質制限中にチキンカツを食べるときに注意したいのが、とんかつソースの糖質です。とんかつソースはとても濃厚ですので、ソース100gあたりの糖質は約30gもあります。いくらチキンカツの糖質が低めであっても、ソースを大量に使うと糖質がアップしてしまいます。
糖質制限中にチキンカツを食べるときは、できるだけソースの使用を控えるようにしてください。塩で食べるか、糖質オフのとんかつソースなどを活用しましょう。少量であればそれほど気にする必要はありませんので、外食で食べるときは使いすぎないように注意しながら使用してください。
また、自分でチキンカツを作るときは、小麦粉の代わりにおからパウダーなどを使用すると、糖質をさらに減らすことも出来ます。インターネットで「糖質制限 チキンカツ レシピ」で検索をして、そのレシピでチキンカツを作ってみましょう。
ちょっとした工夫で糖質を大幅に減らすことができるのが、糖質制限の面白いところです。少しでも多い量を食べたいという人は、小麦粉の代用品を活用して、糖質低めのチキンカツを自分で作ってみてください。
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