2017/06/02更新
鯖の味噌煮のカロリーは高い?糖質制限には向いている?
糖質制限をしている人は、積極的に魚を摂取しているかと思いますが、料理法が単調で、塩焼きか刺し身くらいしか思いつかないという人も多いかと思います。そんな中で、鯖は調理方法も多く、食べる機会の多い魚ではないでしょうか。
ここではそんな鯖の味噌煮について、そのカロリーと糖質について紹介します。缶詰などもあり、料理ができない人でも取り入れやすい鯖の味噌煮は、糖質制限に向いているのかどうか、チェックしていきましょう。
鯖の味噌煮のカロリーは高め!カロリー制限では要注意
鯖の味噌煮はお店によって作り方や分量に違いがありますので、多少の違いはあるものの、一般的なカロリーは下記のようになります。
- 鯖の味噌煮(100g):217kcal
コンビニやスーパーなどで手に入れることができる鯖の味噌煮の缶詰は、200gくらいが1缶の容量です。1食分を200gとすると、434kcalということになります。200gの鯖の味噌煮はおかずとしては十分な量ですが、これだけで1食の食事になるわけではありません。
このため、他の料理と組み合わせると、すぐにカロリーオーバーしてしまいます。カロリー制限をしているときに、鯖の味噌煮を食べる場合には、1度に食べる量を100g程度に抑えておくか、一緒に食べるもののカロリーに注意してください。
鯖の味噌煮は糖質少なめ!糖質制限に適した料理
鯖の味噌煮はカロリーが高めですが、糖質はどうでしょう?糖質制限ではカロリーは気にする必要ないと言われていますが、実際のところどうなのでしょう?
- 鯖の味噌煮(100g):6.6g
鯖の味噌煮100gに含まれる糖質量は、たったの6.6gです。低糖質と呼ばれる食品は糖質量が100g中5g以下のものですので、鯖の味噌煮は低糖質ではないものの、かなり糖質が少なめです。200g食べたとしても13.2gですので、糖質制限では十分に許容範囲内です。
鯖の味噌煮はタンパク質も多く、脂質もしっかり摂ることができます。ミネラルやビタミンも豊富ですので、栄養面で考えても、とても優れた食品のひとつです。
カロリーが気になるという人もいるかもしれませんが、糖質制限の料理は全体的にカロリーが少なめで、むしろ積極的にカロリー摂取をしていかなければ、体に力が入らなくなったりします。鯖の味噌煮くらいカロリーが含まれている料理はとても貴重です。
鯖の味噌煮は糖質制限に向いている食品です。缶詰もありますし、コンビニでレトルトパックの鯖の味噌煮も売られています。自分で作れなくても、お手軽に入手できますので、積極的に普段の食生活に取り入れていきましょう。
鯖の味噌煮の糖質をもっと減らす方法
鯖の味噌煮に含まれる糖質の多くが、砂糖によるものです。この砂糖さえなければ、鯖の味噌煮の糖質を大幅に減らすことができます。市販品や外食の鯖の味噌煮では砂糖を抜くことはできませんが、自分で作るときは、砂糖の代わりに甘味料を使いましょう。
糖質制限では、糖質の低い代用品を使うことで、糖質量のコントロールが可能です。砂糖を使った鯖の味噌煮でも十分に糖質は少なめですが、糖質が少なすぎて困るということはありません。一緒に食べる他の料理の幅も広がりますので、自分で作るときはぜひ甘味料を使ってください。
甘味料にすることでカロリーが下がってしまいますので、カロリーは他の料理で補うようにしましょう。
また、缶詰を使う場合は、鯖の味噌煮ではなく鯖の水煮がおすすめです。鯖の水煮の場合は、糖質量が1g以下ですので、糖質についてはまったく考える必要がなくなります。そのままでは味が薄いというデメリットはありますが、自分好みの味付けに仕上げることも出来ます。
鯖の味噌煮ばかりでは、味付けに飽きてしまうかもしれません。そういうときに鯖の水煮を使った料理に切り替えることで、無理なく糖質制限を継続できます。どちらか一方だけでなく、両方を上手に活用してください。
無理をしないことが糖質制限を成功させるための最大の秘訣です。頑張りすぎないで、なおかつ賢く糖質制限を続けていくために、便利に使えるものはどんどん利用していきましょう。
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