2017/02/03更新
冷やし中華の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
夏になると食欲も落ち気味ですから、さっぱりしたものを食べたくなりますよね。そんなときに冷やし中華のお世話になっている人も多いのではないでしょうか。酸味があり手軽に食べることができる冷やし中華ですが、ダイエット中ですとカロリーや糖質が気になるのではないでしょうか。
ここではそんな冷やし中華のカロリーと糖質について、ダイエットいう視点から紹介していきます。夏でも体重を増やし過ぎたくないという人はぜひチェックしてください。
関連:中華料理の糖質ランキング30品目!カロリーも一覧表でチェック
冷やし中華はカロリー程々でも糖質は高め
まずは冷やし中華100gのカロリーと糖質をチェックしていきましょう。
冷やし中華のカロリーと糖質(100gあたり) | |
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カロリー | 124kcal |
糖質量 | 17.5g |
どちらもそれほど高い数字ではありません。カロリーは124kcalですから、かなり低めと言いたいところですが、これは100gの数字です。実際の冷やし中華は390g近くありますので、実はこの4倍近い数字を1食で食べることになります。その値をチェックしてみましょう。
冷やし中華のカロリーと糖質(1食:390g) | |
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カロリー | 483.6kcal |
糖質量 | 68.25g |
参考:冷やし中華以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック
成人男性の1日の摂取カロリーの目安が2000kcalですので、カロリー制限ダイエットをしている人にとっては問題ないカロリーです。糖質制限ダイエットの場合は、糖質量が68.25gというのは糖質オーバーです。1食の糖質量は40gに抑えたいところですから、NG食品ということになります。
冷やし中華はなぜ糖質が高いのか
冷やし中華の糖質のほとんどはその麺にあります。実はスープにもお酢や砂糖などの糖質も含まれていますが、麺の糖質が多すぎてそれらはほとんど誤差の範囲になっています。糖質制限をしているときはご飯と麺類は絶対に食べないようにするというのが鉄則です。
中華麺は茹でたもの100gで27.9gです。1食分が230gくらいですので、1食で64.17gとなり、スタンダードな糖質制限の目安の40gをはるかに上回っています。この麺がある限り、糖質制限中は冷やし中華は食べることができません。
カロリーはそれほどないのだからいいのではないかと思うかもしれませんが、糖質制限は食事によって血糖値を上げないようにすることを目的としています。冷やし中華は糖質が高めで、食べてしまうと血糖値が上がりやすく、太りやすくなるというのは糖質制限ダイエットの考え方です。
もちろん摂取カロリーを消費カロリーが上回れば、冷やし中華でも痩せることはできます。ただ、「この食品はカロリーが少ないから大丈夫」「この食品は糖質が少ないから大丈夫」というように考え方がブレてしまうと、ダイエットはまず成功しません。
糖質制限ダイエットでダイエットをするときめたら、「カロリーが少ないから」という理由で高糖質のものを食べるのはやめましょう。
糖質制限中に冷やし中華を食べたくなったらどうする?
それでは糖質制限中に冷やし中華をどうしても食べたくなったらどうすればいいのでしょう?答えは簡単です。麺を低糖質な代用麺に置き換えるだけで、冷やし中華を食べることができます。糖質制限が一般的になってきたおかげで、様々な低糖質食材が発売されていますのでそれらを利用します。
大豆で作られたソイドルや、おからパウダーやこんにゃくから作られた糖質ゼロ麺など、探せばいくつかの代用麺を見つけることができます。糖質制限中に冷やし中華を食べたくなったときはそれらを活用にして糖質を抑えるようにしましょう。
最近の代用麺はとてもよくできていますので、食感が本物の麺と変わらないものもあります。それぞれに特徴がありますので、最初はできるだけいろいろな種類の代用麺を試してみましょう。その中から冷やし中華に合った麺を探し出して、使うようにしてみましょう。
ちなみに春雨やビーフンは糖質が高い食材ですので、中華麺の代用にはならないどころか、中華麺よりも糖質が高いので注意してください。必ず低糖質もしくは糖質0と表示されている麺を利用してください。代用麺を活用できると糖質制限中でも食べられるものの幅が広がりますので、ぜひ試してみましょう。
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