2017/06/09更新
桜餅のカロリーは高い?糖質制限には向いている?
みなさんは桜餅と聞いてどのような形状を思い浮かべますか。餡子をクレープのような生地でクルッと巻いたものを想像するなら、きっとあなたは関東の方でしょう。逆におにぎりのような粒感のあるものを想像するなら関西よりに住む方でしょう。そう、桜餅は地方によって形が違うのです。今回は桜餅のカロリーや糖質、そして形状の違いを紹介します。
桜餅のカロリーはやや高め
桜餅1個のカロリーは長命寺で108kcal、道明寺で88kcalと言われています。これらの違いは冒頭で話した関東と関西の違いですね。関東で作られる桜餅は長命寺と呼ばれるもので、クレープの皮のように焼いた生地で餡子を巻いて作ります。
対して道明寺は関西の方で作られる桜餅のことで、潰したおにぎりをピンク色にしたような見た目をしています。どこか、おはぎに近い見た目かもしれません。同じ桜餅でも地方によって違いがあることから、出張先などで衝撃を受ける方も少なくないようです。
とはいえ、材料が大きく変わるわけでもないのでカロリーはそう変わりません。道明寺の方がやや低くはなっていますが、大きさや材料の配分次第では逆転することもありえそうです。カロリーの目安としては成人男性が一食に600~700kcal摂取すると言われていますね。
つまり、桜餅6個か7個で一食分のカロリーとなります。1個程度であればカロリー制限中でも口にできますが、止まらなくなって2個3個と食べてしまうと危険ですので、1個程度で我慢するよう心がけてください。また、食事との合計カロリーも意識しておきましょう。
桜餅は糖質制限に向かないお菓子
桜餅は長命寺で1個あたり約23.2g、道明寺で約19.6gの糖質を持ちます。桜餅1個のサイズがそう大きくないことを考えると、糖質制限向けとは言えませんね。1個でスタンダード糖質制限一食分の目安であり40gの半分程度を持っていかれてしまいます。
種類による糖質量の違いはカロリーと同じで大きくはありません。やはりサイズなどによっては逆転することも考えられます。桜餅の糖質が高いのは外側に粉類、内側に餡子が用いられるため。
長命寺の場合は外側に小麦粉を用いることから、生地に関してはパンのようなものです。道明寺の場合は道明寺粉と呼ばれる、水に浸してから干してひいたもち米を利用します。こちらも原材料がもち米なことから糖質が高めです。結局のところ、どちらの桜餅も高糖質な材料で固められているわけですね。
そのため、1個あたり20g前後も糖質を持つことになります。1個ならギリギリ食べられなくもないですが、糖質オーバーにならないよう食事の糖質量を抑えておく必要はあるでしょう。2個も食べてしまうと、それだけで一食分の糖質を摂取してしまうので1個に留めるようにしてください。
糖質制限向けの桜餅を作る
桜餅も工夫次第では糖質制限向けのお菓子になります。まず、外側に使う小麦粉や道明寺粉は糖質が高いので、おからパウダーに置き換えてしまいましょう。これをグルテン粉などと共に用いて生地を作ることで、外側部分の糖質をグッと抑えることができます。
ただ、道明寺粉を使わない時点で桜餅ではないという意見もあります。次に、中の餡子は低糖質な餡子に置き換えてください。加えて、砂糖を使わずに糖質カットの甘味料を用いるようにしましょう。
このように、使用する材料のほとんどを低糖質なものに置き換えてしまえば、桜餅の糖質をグッと減らすことができます。餡子の量などによりますが、1個あたり5g以下の糖質量も可能でしょう。元の桜餅と比較すれば4分の1程度ですので、かなり口にしやすいと思いますよ。とはいえ、極端な食べ過ぎはやめてくださいね。
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