2017/06/09更新
まんじゅうの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
「和菓子といえば?」の質問をした時、おそらく8割程度の人は「まんじゅう」と答えるでしょう。そのくらいに知名度が高く、多くの人に愛されている和菓子がまんじゅうです。最近は餡子に工夫をしていたり、見た目を美しくアレンジした商品も増えていますね。そんな、まんじゅうの糖質とカロリーを見ていきましょう。
まんじゅうは糖質が高いので注意
まんじゅうは糖質が高く1個(50g)あたり約29gもあります。ショートケーキ1個の糖質が約28.6gですので、一部の洋菓子よりも高糖質なことに。これでは糖質制限中に気軽に食べることができません。
一食の糖質摂取量を40gまで抑えるスタンダード糖質制限なら、1個食べるだけで4分の1を持っていかれてしまいます。残り約11gで満足のいく食事を摂るのは難しいでしょう。それに、少し大きめの饅頭であれば1個で40gを超える可能性も十分にあります。
食べすぎ厳禁、というよりも食べること自体に注意が必要。少量でも摂取糖質量を大幅に増やすと覚えておいてください。まんじゅうに使われる材料は小麦粉や餡子、砂糖なので仕方ありませんね。
小麦粉は重さの7割以上の糖質を持った食材ですし、砂糖は重さの9割以上の糖質を持った調味料です。これらの材料を主とした月餅やたい焼きなどのお菓子も高糖質なので合わせて注意してください。
ちなみに、餡子についてはこしあんよりつぶあんの方が高糖質なので、こだわりがなければこしあんがおすすめです。とはいえ、大きく糖質が下がることは当然ながらありません。
種類によって糖質が異なる
まんじゅうは様々なバリエーションをもったお菓子です。たとえば、葛粉で作ったくずまんじゅうは1個(50g)あたりの糖質が約22gになっています。食品全体で見れば糖質が高めなものの、普通のまんじゅうと比べるとやや低糖質。多少は口にしやすいと思います。
また、餡子を包まず辛味噌などを用いて作る焼きまんじゅうも有名ですね。味わいやサイズが違うため比較対象になるかは微妙ですが、こちらの焼きまんじゅうは100gあたり約54.3gの糖質を持ちます。他にも三日月形をした中華まんじゅう、揚げまんじゅうなど様々な商品があり、少しずつ糖質量が変わってきます。
食べるなら低糖質なまんじゅう
糖質制限中に食べるなら低糖質なまんじゅうにするのがおすすめです。最近は糖質制限が騒がれているためか、糖質を抑えたまんじゅうが存在します。
中には1個あたりの糖質が1g以下という、非常に食べやすい商品もあるので我慢できない時には試してみるのもいいでしょう。甘いものの適度な摂取はダイエットのストレスを緩和してくれます。
また、材料を低糖質なものに置き換えて自分で作る方法もありますね。砂糖は糖質カットの甘味料、餡子は低糖質な餡子への置き換えが可能です。料理の出来る方は試してみてはどうでしょうか。
まんじゅうはカロリーも高い
糖質とカロリーの量は比例しませんが、まんじゅうはカロリーも高いお菓子で1個(50g)あたり136kcalもあります。一食に摂取するカロリー量を700kcalとするなら1個で5分の1程度のカロリー量。あまり望ましいとは言えない数字ですね。
少しの食べ過ぎがカロリーオーバーに繋がりそうですし、まんじゅうを食べることが分かっていれば食事の量を少し減らしておくといいでしょう。ちなみに、くずまんじゅうはカロリーが低めで1個(50g)あたり101kcalとなっています。
あくまでも普通のまんじゅうに比べて低いだけですが、暑いシーズンはくずまんじゅうに変更してみるのもいいでしょう。つるんとした食感が涼しさを誘います。カロリーが低い理由については単純に小麦粉より葛粉の方が低カロリーなのです。
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