2017/06/12更新
あんこの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
あんこは饅頭やきんつば、大福など和菓子に欠かせない食材のひとつ。他にもおはぎやたい焼きなど、あんこを使ったお菓子をあげていけばキリがないですね。そんなあんこだからこそ、ダイエット向けかどうか気になる方も多いはず。そこで今回はあんこの糖質とカロリーを紹介します。
あんこの糖質は高い
あんこの糖質が高いのは何となくイメージしやすいかもしれませんね。甘みが強いものほど糖質が高いことも多いわけで、あんこ100gにはつぶしあんで約48.3g、こしあんで約20.3gの糖質が含まれています。
こうしてみると、つぶあんがこしあんの2倍以上の糖質を持っているのが分かります。しかし、あんこの食品成分表では、つぶあんが砂糖を添加しているのに対してこしあんは砂糖を添加していません。
つまり、糖質20.3gのこしあんは甘みが少ない状態です。こしあん100gには約60gの砂糖を添加すると言われているので、実際はこしあん100gあたり50g前後の糖質量になると思います。要はつぶあんでもこしあんでも大した違いはありません。どちらも重さの半分程度の糖質を持っているので糖質制限中なら摂取は控えめにしておきましょう。
砂糖を加えていない状態でも糖質が高めなのは、原材料である小豆が100gあたり約40.9gの糖質を持った高糖質食品なためです。ちなみに、饅頭1個(50g)に使うあんこの量がおおよそ15g前後。饅頭の3分の1はあんこで出来ています。
あんこは使いすぎない
上記で紹介したようにあんこは糖質が高いので、糖質制限中は使い過ぎに気を付けてください。あんこがぎっしり入ったお菓子が美味しいのは分かりますが、自分で饅頭や大福を作るなら少なめにしておきましょう。
ただ、その分だけ生地の量を増やすのはアウトですよ。饅頭や大福はあんこだけでなく外側の生地も大量の糖質を含んでいます。
低糖質なあんこもある
糖質制限が騒がれる昨今、低糖質なあんこもしっかり登場しています。ものによっては糖質量を9割程度もカットしているようで、これを使えば饅頭や大福などの低糖質化が期待できます。ただ、あくまでもあんこの販売なので、和菓子の糖質を下げたければ自分で作らなくてはならないんですよね。
とはいえ、糖質制限を上手く進めるなら自分で料理をするのが一番です。これを機に様々なレシピにチャレンジしてみるのもいいでしょう。また、低糖質なあんことは別に砂糖を添加していない状態のあんこも販売されています。
先ほど言ったようにあんこには砂糖を添加するもので、これによってはじめて甘みが強くなります。そのため、無糖のあんこは甘みが少ないのですが、お菓子に使う時には加糖のあんこよりいいかもしれません。甘みも自分の好みで調整できますし、無糖のあんこを購入するのもおすすめです。
あんこはカロリーも高い
あんこのカロリーはつぶあんで100gあたり244kcal、こしあんで155kcalとされていますが、先ほども言ったようにこしあんの数字は砂糖が加わっていない状態です。ここに砂糖を加えると100gあたり249kcalになるようですね。
つまり、同じ程度の甘さであれば、つぶあんもこしあんもカロリーは変わりません。好みに合わせて好きな方を使用して大丈夫でしょう。ただ、かなりの高カロリーなので使い過ぎには注意。あんこたっぷりのお菓子を食べ過ぎてしまえばカロリーオーバーを引き起こすのは目に見えています。
特にきんつばや羊羹はあんこの塊と言っても差し支えないお菓子です。そのため、カロリーも糖質も非常に高め。他の和菓子もあんこを大量に用いることが多いため高カロリー高糖質になりがちですので、ダイエット中は気を付けてください。
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