2017/05/29更新
ポトフのカロリーは高い?糖質制限には向いている?
ポトフはフランスの家庭料理であり、その意味は「火にかけた鍋」です。材料となるのは牛肉やソーセージ、ニンジンや玉ねぎ、カブなど様々。これらの食品を煮込んだのち粒入りマスタードなどを付けていただきます。そんなポトフのカロリーと糖質をチェックしていきましょう。
ポトフのカロリーはやや高め
具材や味付けによって左右されますが、ポトフのカロリーは1皿でおおむね250kcal前後と言われています。やはりソーセージなどの肉類が用いられることからやや高めですね。大盛なら1皿で300kcalや400kcal越えもありそうです。
そのため、カロリー制限中なら食べ過ぎには注意。おかわりをしてしまうと500kcal越えもありえるのです、なるべく1皿に留めておくのがいいでしょう。それか、レシピを工夫してカロリーを抑えるかです。
ポトフの材料でカロリーが高いのはソーセージやジャガイモなど。特にソーセージなどの肉類は少量でもそれなりのカロリーを持っています。おそらく、肉類を抜きにして野菜だけのポトフにすれば、1皿あたりのカロリーは150kcal前後まで減少すると思います。
野菜類は基本的にカロリーが低いですからね。ジャガイモをやや控えめにしておけば100kcalを下回ることもあるかもしれませんよ。これならカロリーが低いうえに、多くの栄養を摂取できるダイエット向け料理と言えるでしょう。カロリーを抑えつつポトフを食べたいと思う時には、ぜひ肉類抜きのレシピにチャレンジしてみてください。
ポトフは糖質制限にあまり向かない
こちらも味付けや具材で左右されますが、ポトフ1皿の糖質は約19.4gと言われています。スタンダード糖質制限の目安が一食40gですので、ちょうど半分くらいですね。それなりに食べごたえのある料理なので悪いとは言いませんが、あまりおすすめも出来ません。
ちょっと大盛りのポトフと他のおかずをセットで食べれば糖質オーバーも十分にありえますからね。糖質制限中なら摂取量などを工夫したほうがいいでしょう。ポトフの糖質が高めなことについてはソーセージのせいではありません。
むしろ、ソーセージはカロリーこそ高いものの糖質は低い食品ですので、積極的にとりいれるくらいでいいと思います。問題となるのはカロリーもやや高めと紹介したジャガイモ、それと玉ねぎやニンジンなどの野菜ですね。
野菜だからヘルシーと思われがちですが、それは一部の話であって中には糖質の高い野菜も存在するのです。その代表がジャガイモであり、100gあたり約16.3gもの糖質を含んでいます。つまり、ジャガイモが大量に入ったポトフだとさらに高糖質なこともあるわけです。
ポトフを糖質制限向けにアレンジ
ポトフはレシピによって具材が様々でアレンジしやすい料理だと思います。アレンジによって低糖質化が出来れば、糖質制限中でも口にしやすくなるでしょう。まず、先ほども言ったようにジャガイモの糖質が高いので、これは量を減らすか取り除いてしまいましょう。
代わりと言っては何ですが、おからで作った餅などは食べごたえがあるうえに糖質が低めでおすすめです。また、玉ねぎやニンジンもやや糖質が高めなので量を少なめにしておくといいでしょう。
ソーセージなどの肉類は糖質が低めなのでボリュームを維持するためにも少し多めに投入してください。キャベツやブロッコリーも多めにするといいですよ。これらの野菜は栄養価が高いので積極的に摂取したいところです。
後は食べ過ぎに注意することと、マスタードを付けすぎないこと。いくら糖質を低くしても食べ過ぎてしまえば糖質オーバーになりかねませんし、マスタードは何気に糖質の高い調味料です。マスタードの付けすぎは塩分的にもよくありませんよ。
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