ミスジのカロリーは？糖質制限ダイエットには向いている？

本当のお肉好きが好んで食べると言われているのがミスジです。1頭から取れる量があまりにも少ないため、あまり流通していないということもあり、焼肉屋さんでも最近まではミスジを置いているお店があまりなかったほどです。

そんなミスジのカロリーはどれくらいあるのでしょう？糖質制限ダイエットをするときに向いているのかなど、カロリーと糖質の両方の視点でチェックしてみましょう。

関連：焼肉を低糖質に楽しむポイントは？カロリーはどのくらい？

ミスジのカロリー低めのお肉

ミスジは牛の肩甲骨の下側にあるお肉で、1頭の牛からほんの僅かにしか取ることができません。このため、ミスジは文部科学省の日本食品標準成分表にも掲載されていないほど、一般的には流通していない肉です。

このため、正確なカロリーを知ることができませんが、ミスジの肉の特徴からそのカロリーを推定することはできます。ミスジは脂肪がとても少ない部位で、肉には白い部分があるため、これが脂肪だと思われそうですが、白く見えるのは脂肪ではなく筋です。

このため、ミスジは基本的には赤身肉だと考えられますので、肩肉の赤身と同等と考えるとそのカロリーは201kcal程度です。少し脂肪があるとしても265kcalですので、お肉の部位としてはかなりカロリーの低い部位だと考えられます。

カロリー制限ダイエットをしているのであれば、脂肪の多い他の部位よりも低カロリーで楽しむことができますので、積極的に食べたい部位なのですが、それでもお肉であることには変わりませんので、食べ過ぎはやはりNGです。

もっとも、ひとつのお店で確保できるミスジの量には限りがあるため、いくらカロリーが低めでも、それほどたくさん注文することもできません。

ミスジの糖質はどれくらい？糖質制限ダイエットに向いている？

ミスジはカロリーもわかりませんが、糖質も正確な数字はわかりません。このためこちらも推定するしかありませんが、100g中に含まれる糖質量はおおよそ0.2〜0.5gの範囲内に収まるはずです。同じ赤身肉の牛もも肉の糖質量が0.5gですので、多くてもこれと同等くらいと推測できます。

一般的に100g中に糖質が5g以下の食品が低糖質ですので、0.5gであれば十分に低糖質です。1kg食べても5gにしかなりません。スーパー糖質制限をしている人でも問題なく食べることが可能です。しかもカロリーが低めですので、糖質制限をしている人の場合は、そのカロリーを細かく計算する必要もありません。

ミスジは低糖質なお肉ですので、糖質制限ダイエットに適したお肉のひとつです。もっと低糖質な部位はあるかもしれませんが、ほとんど誤差の範囲内です。

もちろん食べ過ぎはNGですが、焼肉などで注意したいのは他のカロリー高めのお肉です。むしろロースやカルビのような肉の食べ過ぎを防ぐためにも、ミスジを注文するようにしましょう。脂分も少ないため、とても食べやすい部位ですので、糖質制限をしていなくてもおすすめです。

参考：ミスジ以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック

糖質制限ダイエットをするときにミスジを食べるときの注意点

ミスジは筋が多いためステーキには適していないとされています。このため焼肉などで食べる機会が多いかと思いますが、まず焼肉で注意したいのが焼肉のタレです。焼肉のタレには糖質が多く含まれているため、どうしても糖質もカロリーも高めになってしまいます。

できることなら塩味で楽しむか、わさび醤油などで食べるようにしましょう。そうすることで
ミスジの糖質の低さがさらに活かされることになります。また、せっかくお肉で糖質を抑えていますので、間違ってもご飯などを注文しないようにしてください。

ご飯だけでなく、焼き野菜もじゃがいも、玉ねぎ、かぼちゃ、とうもろこしなど糖質が高めの野菜が主流です。こちらも注文せずに、野菜を食べたいときはグリーンサラダのような糖質が低めの野菜を注文するようにしてください。

また、食事の基本は腹八分目です。カロリー低めで低糖質だからと言って、食べ過ぎないようにだけは気を付けてください。元を取りたくなる食べ放題のようなお店は避けるようにしてください。

その他の焼肉と糖質制限

人気の焼肉の部位の糖質量やカロリーについてまとめた記事をご紹介します。

• ホルモン
• レバー
• カルビ
• タン塩
• ハラミ
• ハツ
• ロース
• サガリ
• センマイ
• ヒレ肉
• ミノ

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