レバーは低糖質じゃない？糖質制限中でもOK？カロリーは？

お肉は基本的に低糖質なのですが、実はレバーだけが他の部位に比べると糖質がやや高めになります。とはいえ他の部位の糖質が低すぎるだけで、レバーも糖質制限に向いている食材です。ここではそんなレバーの糖質と、糖質制限でダイエットをしている人が気になるレバーのカロリーについても紹介します。

関連：焼肉を低糖質に楽しむポイントは？カロリーはどのくらい？

レバーのカロリーと糖質はどれくらい？

レバーの糖質は牛鶏豚の種類によって少しずつ違います。ここではまずレバー100gのカロリーと糖質について見ていきましょう。

参考：レバー以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック

100gあたりの糖質量が5g以下の食品を低糖質と呼びますので、糖質量の違いはあっても鶏も豚も牛もレバーは低糖質の食材です。とはいえ他の肉の部位は100g中に1g以下の糖質しか含まれていませんので、特に牛レバーは糖質が高めに思えてしまうかもしれません。

糖質制限をしているときに、肉野菜炒めとニラレバ炒めで悩んだとしたら、おすすめなのはもちろん肉野菜炒めです。ただし、レバーには肉にはない栄養素があり人によっては積極的に食べたほうがいい食材のひとつです。

レバーのカロリーは比較的低めです。お肉のカロリーが高めであることを考えると、レバーは低糖質かつ低カロリーの優れた食材ということになります。しかもレバーの魅力はそれだけではありません。次にレバーの魅力について紹介します。

レバーは低カロリーで栄養価の高い食材

レバーといえば鉄分をイメージする人も多いかもしれませんが、レバーの魅力は鉄分だけではありません。ビタミンA、ビタミンB2、ビオチン、葉酸を多く含む食材です。ここではそれぞれの栄養素について紹介します。

レバーの鉄分

レバーといえば鉄分ですが、100gあたりに含まれる鉄分量はそれぞれ下記のようになります。

ほうれん草100gに含まれる鉄分が2mgですので、牛でその2倍、鶏は4.5倍、そして豚はなんと6.5倍もの鉄分を含んでいます。しかも、これらの鉄分はヘム鉄と呼ばれ、野菜などの鉄分よりも体内への吸収率が高いため、鉄分補給にはレバーはとてもすぐれた食材であることがわかります。

レバーのビタミン

レバーはビタミンも豊富で、成人が必要とするビタミンAとビタミンB2の推奨量を豚レバー50gで、すべて満たすことができます。

ビタミンA推奨量
成人男性：850μg / 成人女性：650μg

ビタミンB2推奨量
成人男性：1.6mg / 成人女性：1.2mg

「ブタミン」と呼ばれるほど、豚はビタミンが豊富ですが、レバーはそのビタミンが凝縮されたような素晴らしい食材です。もちろん鶏レバーも牛レバーもビタミンが豊富です。鉄分と合わせてビタミンを摂ることができますので、お肉にはない魅力があります。

糖質制限中におすすめのレバー料理

レバーを食べたくてもどんな料理にレバーが含まれているか、どこでレバーを食べることができるのか、いまいち思いつかないという人もいるかと思います。ここでは糖質制限中におすすめのレバー料理を紹介しますので、自分で料理したり外食で注文したりしてみましょう。

ニラレバ炒め

レバー料理の定番がニラレバ炒めです。1人前で糖質も10g前後に抑えられ、カロリーも200kcal以下とダイエットにも最適な料理のひとつです。問題はご飯を食べたくなることですが、糖質制限中はご飯はグッと我慢しましょう。またニラレバ炒めの中にはレバーに衣をつけて揚げているものもあります。こちらは糖質が高めになるので注意してください。

レバーペースト

ちょっとオシャレなお店に行くと前菜で置いてあったりするレバーペーストですが、自分でも簡単に作ることが出来ます。お店だとパンとのセットになってしまいますので、できれば自分で作って、低糖質のパンと組み合わせていただきたい料理です。

焼き鳥

焼き鳥屋さんもレバーを注文しやすいお店のひとつです。レバーは低糖質ですが、タレは糖質が高めですので、塩でいただくようにしましょう。焼き鳥屋さんは他のメニューも低糖質ですので、糖質制限をしている人におすすめのお店です。

その他の焼肉の部位と糖質制限

人気の焼肉の部位の糖質量やカロリーについてまとめた記事をご紹介します。

• ホルモン
• カルビ
• タン塩
• ハラミ
• ハツ
• ロース
• サガリ
• センマイ
• ヒレ肉
• ミスジ
• ミノ

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