センマイのカロリーは？糖質制限ダイエットには向いている？

独特の歯ごたえのあるセンマイは焼いて食べても、生のまま食べても美味しいホルモンです。ホルモンは糖質制限ダイエットに適した食材のひとつですが、それぞれの部位について、細かくそのカロリーや糖質を把握している人は少ないかもしれません。

そこでここではセンマイのカロリーや糖質量などを紹介し、糖質制限ダイエットに向いているかどうか、食べるときの注意点などを説明します。

関連：焼肉を低糖質に楽しむポイントは？カロリーはどのくらい？

センマイはカロリー低めで鉄分多めのホルモン

センマイという名前は聞いたことがあるかもしれませんが、牛のどこの部位かまでは知らないかもしれません。牛には4つの胃袋があり、第一胃から順番にミノ、ハチノス、センマイ、ギアラと名前がついています。センマイは3番目の胃袋ですので第三胃です。

それぞれ100gを茹でたもののカロリーは下記のようになります。

ゼンマイが4つの胃袋の中でも最もカロリーが低いことがわかります。低カロリーと呼ばれるための基準は100gあたり40kcal以下ですので、低カロリーという部類には入りませんが、それでも牛の部位としては飛び抜けてカロリーが低い箇所であることがわかります。

実はゼンマイの魅力はそれだけではありません。100gあたりの鉄分量は6.8mgと牛のレバーやハツよりも多くの鉄分を含んでいます。カロリーが低めで鉄分も多めのセンマイは、かなりダイエットに向きそうな食材ですが問題は糖質量です。次に糖質量を確認してみましょう。

センマイの糖質量は0g！

センマイはカロリーが低いというだけでなく、なんと糖質量は0gです。牛のホルモンは基本的にはどれも低糖質ですが、センマイは低糖質でなおかつカロリーも低めですので、糖質制限ダイエットにぴったりな食材です。

ただし、ここまでカロリーが低いと、さすがにゼンマイだけの食事をするのは無理があります。ダイエットですからカロリーが少ないほうが効果はでますが、カロリーも糖質も少ないとなると、日常生活を送るためのエネルギーが不足してしまいます。

健康的なダイエットをする場合は、おかずのひとつとしてセンマイを取り入れるのはいいのですが、反対にカロリー不足になりすぎないように注意しましょう。糖質制限をしていると、通常の食事で十分にカロリーが低下しますので、意図的にカロリーの少ない食材を選ばなくても自然と痩せていくことが可能です。

焼肉などのカロリーオーバーになりやすい食事で、カロリー調整をするためにセンマイ刺しなどを注文するような食べ方がおすすめです。センマイは見た目が苦手という人もいるかもしれませんが、味はクセがありませんので、慣れてしまえば食べにくいということもありません。

まだ食べたことがないという人は、ぜひ糖質制限ダイエット中の食事の一品に取り入れてみましょう。

参考：センマイ以外の食品の糖質を「食材糖質リスト」でチェック

センマイはどうやって食べればいいの？

低糖質でカロリーが低いセンマイを糖質制限食に取り入れようと思っても、どう調理していいかわからないという人もいるかもしれません。ここではセンマイの美味しい食べ方について紹介します。

炒め物にする

一番簡単な調理方法は炒め物です。肉野菜炒めの肉の代わりにセンマイを使ってください。一番簡単な料理はセンマイをフライパンで焼き、焼肉のタレをかけて味付けすれば完成です。シンプルにセンマイ料理を味わうことができます。ただし、焼肉のタレは糖質が高めですので、あまりかけすぎないように注意してください。

センマイ刺し

焼肉屋さんでの定番のセンマイ刺しも、自分で作ることができます。センマイは千切りにするだけでOK。一般的には味噌とコチジャンと砂糖、お酢を混ぜてタレを作りますが、コチジャンと砂糖は糖質が高めですので、コチジャンは豆板醤にして、砂糖は甘味料に置き換えて作るのが糖質制限ダイエットをしているときのポイントです。

ポン酢とごま油、ラー油などを混ぜたタレで食べるのもさっぱりしていておすすめです。タレを変えるだけでイメージが大きく変わりますので、いろいろなタレを試してみましょう。

その他の焼肉の部位と糖質制限

人気の焼肉の部位の糖質量やカロリーについてまとめた記事をご紹介します。

• ホルモン
• レバー
• カルビ
• タン塩
• ハラミ
• ハツ
• ロース
• サガリ
• ヒレ肉
• ミスジ
• ミノ

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