2017/01/21更新
サガリのカロリーは?糖質制限ダイエットには向いている?
牛の内臓部分でありながら、赤みで柔らかい肉質で注目されつつあるサガリですが、あまり一般的ではない部位ですので、そのカロリーや糖質までは理解していない人が多いかと思います。まずサガリがどの部位なのかもわからないかもしれません。
ここではそんなサガリのカロリーと、サガリの特徴や糖質制限ダイエットに向いているかどうかについて紹介します。
関連:焼肉を低糖質に楽しむポイントは?カロリーはどのくらい?
サガリのカロリーはお肉と比べると低め
サガリは横隔膜のことで、横隔膜の薄い部分をハラミと呼び、その他のやや厚めの部分をサガリと呼びます。サガリはハラミよりも脂身が少ないのが特徴で、味もハラミと比べると少しあっさりしています。
サガリのカロリーは283kcalで、ロースやカルビと比較するとかなり低めです。脂身が少ないためハラミよりも低カロリーで、お肉の部位としてはヘルシーなお肉としても注目されている部位のひとつです。
しかもサガリやハラミは内臓ですので、価格もお肉と比べると低価格で購入できるため、財布にも優しい部位です。ただし、スーパーなどではあまり売られていない部位で、町のお肉屋さんなどでは、ハラミとして売られていることもあります。
サガリは糖質量も低めてで糖質制限ダイエットにぴったり!
サガリは内蔵ですので糖質は少なめです。ただし文部科学省の日本食品標準成分表では「横隔膜」としてハラミとひとまとめにされていますので、正確な糖質量がわかりません。横隔膜の糖質量は100g中0.3gで、サガリはハラミよりも脂が少ないため、これよりも低くなることは推定できます。
仮に糖質量が0.3gだったとしても、これはかなり低糖質な食材だと考えられます。100gで0.3gですから、1kg食べてもたった3gです。スーパー糖質制限をしている人でもお腹いっぱい食べることができますので、サガリは糖質制限に適した食材です。
しかもカロリーも低めですので、糖質制限ダイエットにも向いています。糖質制限ではあまりカロリーを気にする必要はありませんが、糖質制限でダイエットをしたい場合でも、摂取カロリーは少ないほうが効率よく痩せることができます。
普段の料理も肉をサガリに変えるだけで、カロリーオーバーになることを防ぐことができますので、バラ肉やロースのカロリーが気になる人は、積極的にサガリに置き換えてみましょう。サガリは内蔵ですが、食感はほとんどお肉で食べやすいうえに価格も安いので糖質制限ダイエットをしている人におすすめです。
悩ましいのはサガリの入手性の低さです。最近の焼肉店ではハラミはメニューにあっても、サガリはまだまだ知名度が低く、メニューにないお店も少なくありません。スーパーでもほとんど売っていませんので、サガリで糖質制限ダイエットをしたい人はお肉屋さんに相談してみましょう。
参考:サガリ以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック
糖質制限ダイエット中に焼肉でサガリを食べるときの注意点
焼肉でサガリを食べるときは、タレの糖質にも気をつけるようにしましょう。サガリの糖質が低くても、タレには砂糖が含まれていることが多いため、せっかく減らした糖質がタレによって無駄になってしまうこともあります。
サガリに限ったことではありませんが、焼肉ではタレの付け過ぎには注意しましょう。味付けは塩だけが理想ですので、メニューに塩サガリがある場合はそちらを選びましょう。ただし、お肉と比べるとサガリは味が淡白ですので、物足りないという人は、タレ少なめを心がけてタレで食べるようにしましょう。
また、焼肉店では「サガリ」がメニューにないことも多いと紹介しましたが、実はサガリをハラミとして、ハラミは上ハラミとしてメニューに載せているお店もあります。もし焼肉店のメニューにサガリがなく、ハラミと上ハラミの両方があった場合は、店員さんに確認してみるとよいでしょう。
サガリで糖質制限ダイエットをしたくても、その知名度の低さから、サガリの入手性の悪さが最大のネックになります。サガリ中心で糖質制限ダイエットをするというよりは、糖質制限ダイエット中に食べてもいい食材のひとつとして頭に入れておくくらいがちょうどいいかもしれません。
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