2017/01/17更新
マカダミアナッツは低糖質?気になる栄養素やカロリーは?
サクッとした歯ざわりで人気の高いマカダミアナッツですが、ナッツ類の中では糖質も低く糖質制限をしている人にとっては適している食材のひとつです。とはいえナッツ類と言えばカロリーの高さが気になるところです。
ここでは気になるマカダミアナッツの糖質量と、その他の栄養素やカロリーについて紹介します。
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マカダミアナッツのカロリーはかなり高め
まずはマカダミアナッツの栄養成分について見ていきましょう。成分値は文部科学省の食品成分データベースを参照しています。
マカダミアナッツの栄養成分(100gあたり) | |
---|---|
エネルギー | 720kcal |
たんぱく質 | 8.3g |
脂質 | 76.7g |
糖質 | 6.0g |
灰分 | 1.5g |
ご飯1杯分のカロリーが235kcalくらいですので、マカダミアナッツのカロリーはかなり高めになっていることがわかります。マカダミアナッツは太ると言われているのは、このカロリーの高さからくるものです。
もっとも実際にマカダミアナッツを100gも食べるようなことはありません。多くても50gくらいがいいところですので、実際に摂取するカロリーは半分の360kcalくらいですので、とんでもなく高いというほどでもありません。
マカダミアナッツ50gで、ポテトチップス一袋分くらいのカロリーですので、もちろん低いというわけではありませんが、糖質制限をしていることを考えるとそれほど気にするほどのカロリーではありません。
糖質制限をしているとむしろカロリー不足になりやすいため、これくらいのカロリーであれば、間食としてむしろちょうどいいくらいです。
マカダミアナッツは栄養価が高い食材
マカダミアナッツのカロリーの原因はその脂質にあります。ダイエットをしている人は脂質を嫌う傾向にありますが、脂質にもいくつもの種類があり、マカダミアナッツの資質は体に良い脂質とされていますので、カロリーとともに脂質もそれほど気にする必要はありません。
それ以上に注目したいのがマカダミアナッツの栄養価の高さです。世界中の研究者がナッツ類は健康食に適しているとしていて、マカダミアナッツももちろんその中のひとつです。マカダミアナッツにはビタミンB1が多く含まれ、マンガンやマグネシウムなどのミネラルも含まれています。
マカダミアナッツの抗酸化物質も注目されているため、健康促進のためにもとても注目度の高い食材のひとつです。オレイン酸や食物繊維を含んでいることで、便秘の緩和なども期待することができます。もちろんマカダミアナッツだけで健康になれるわけではありませんが、苦手でないのであれば、マカダミアナッツは栄養面でも健康面でもおすすめの食材のひとつになります。
マカダミアナッツの糖質は少なめ
カロリーは決して低いとはいえませんが、マカダミアナッツの糖質はかなり少なめです。炭水化物が12.2gですので、そんなことないと思うかもしれませんが、マカダミアナッツには食物繊維が多く含まれているため、マカダミアナッツの糖質量は100g中に6.0g程度です。
100g中糖質量が5g以下の食材が低糖質とされますので、マカダミアナッツはそれに近い食材ということが言えます。糖質制限をしているときの間食は糖質量を5g以下に抑えるのが基本ですので、マカダミアナッツであれば100gとは言わないものの80gくらいまではOKです。
ただし、カロリーが高めであることはある程度考慮する必要がありますので、間食に食べるマカダミアナッツは50g程度までに抑えておきましょう。できれば一握り分の30g程度に抑えておけば、カロリー面でも心配する必要はありません。
糖質制限をしていると、食事も間食も同じものに偏りすぎる傾向にありますので、いくら健康食材とはいえ、毎日マカダミアナッツばかり食べるのではなく、もう少しバランス良くいろいろな食材を食べることも心がけるようにしましょう。
それでも低糖質で栄養価の高いマカダミアナッツは、糖質制限の間食などに最適な食材のひとつですので、適量のカロリーを意識して積極的に利用していきましょう。
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