イカの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

糖質制限をしている人にとって、お肉と同じくらい魚介類は糖質制限に向いている食材です。その中でも、タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富なイカも糖質制限に向いていると言われています。ところが、糖質がどれくらいなのかまで把握している人は少ないかもしれません。

ここではそんなイカの糖質とカロリーについて紹介しますので、イカがどれくらい糖質制限に向いているのか、チェックしておきましょう。

イカの糖質はかなり少なめ！塩分に要注意

イカは糖質制限向きの食材のひとつですが、実際の糖質もきちんと覚えておきたいところです。イカ100gの糖質は下記のようになります。

• イカ（100g）：0.1g

ほとんどゼロに近い値ですので、イカは糖質面だけを考えれば、どれだけ食べても糖質オーバーにならない食材です。イカは1杯でも300gくらいですので、全部食べてもなんと0.3gです。お肉と同じように積極的に使っていきたいですよね。

ただし、イカを食べるときにはお肉とは違った点に注意しなくてはいけません。イカ100gにはなんと食塩相当量が0.8gも含まれています。1杯の以下の場合は2.4gですので、イカだけで1日あたりの塩分摂取量の30%くらいを摂取することになります。

いくら糖質が少ないからといって、無制限に食べていると塩分がオーバーしてしまいます。イカはミネラルが豊富な食材ですが、豊富すぎるために食べ過ぎには注意したいところです。せっかくの糖質が少ない食材ですので、上手に活用するためにも1食での摂取量は1杯分くらいにしましょう。

イカのカロリーは少なめ！カロリー制限にも最適

お酒のツマミなどにも太りにくいからとイカを注文する人がいますが、カロリー面でもイカは優秀な食材のひとつです。イカ100gでのカロリーは次のようになります。

• イカ（100g）：88kcal

1杯分食べても、なんと264kcalにしかなりません。イカは低カロリー高タンパクのとても優秀な食材です。これくらいカロリーが少なければ、糖質制限だけでなく、カロリー制限でも問題なく食べることができます。

しかもイカはなかなか噛み切れないため、咀嚼回数が多くなるため、満腹感を得やすい食材でもあります。たくさん食べなくても満腹な気分になれますので、自然と食べる量が減っていきます。糖質制限が認知される前から、イカがダイエットに向いているとされていたのもわかります。

ただし糖質制限の場合は、このカロリーの低さを少しだけ注意しなくてはいけません。糖質制限をしていると自然と摂取カロリーが少なくなり、カロリー不足になってしまう可能性があります。とはいえイカをたくさん食べると塩分が気になります。

糖質制限でイカを食べるときは、しっかりカロリーを摂れる料理と一緒に食べましょう。高カロリーのお肉があるBBQなどがおすすめです。

糖質制限でイカを食べるときの注意点

イカそのものは低糖質で低カロリーなのですが、調理の仕方や加工によっては糖質が高くなります。例えばさきいか30gに含まれる糖質は5.19gもあります。大阪名物のいか焼きは、1枚で約44gもの糖質を含みます。

イカだから大丈夫だと思っていると、知らず知らずのうちに糖質摂取をしてしまい、糖質オーバーとなってしまいます。シンプルな煮物やイカフライなどでも、糖質は思ったよりも高めです。調理するときは、できるだけ小麦粉と砂糖を使わない方法を選びましょう。

煮物などでどうしても砂糖を使いたいときには、砂糖ではなく甘味料に置き換えることで糖質を大幅に減らすことも出来ます。せっかくの糖質が少ない食材です。調味料で糖質を増やしすぎないように気をつけてください。

• 塩分オーバーになるほど食べすぎない
• 程よくカロリーも摂取する
• 調味料で糖質を増やしすぎない

この3点を注意しておけば、イカはとても糖質制限に向いている食材です。調理そのものも難しくありませんので、たくさんのレシピを覚えて、飽きないように工夫をしながら食卓に取り入れてください。

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