2017/06/12更新
おしるこのカロリーは高い?糖質制限には向いている?
おしるこは小豆などの材料を砂糖で甘く煮た汁に餅を入れて完成する料理。餅をメインにすることもあり、正月に食べることが多い一品です。また、缶ジュースのひとつとしても有名ですね。そんな、おしるこのカロリーと糖質を見ていきましょう。
おしるこはカロリー高めの一品
おしるこはカロリーが高めで100gあたり223kcal、1杯(150g)あたりだと335kcalもあります。あの甘い味付けや餅が入っている部分から想像できる通り、かなりのカロリー量ですね。
カロリー制限をするなら食べ過ぎには注意したいところです。今回の数字は餅が1個の状態ですから、少し器を大きめにして餅を2個も3個も入れれば500kcalを超えることもあるでしょう。下手をすればおしるこ1杯で1食分のカロリー摂取も考えられます。
カロリーが高い理由については単純に餡子と餅のカロリーが高いから。小豆を甘く煮た餡子についてはこしあんでも粒あんでも100gあたり250kcal近いです。大きさにもよりますが、餅についても1個あたり100kcalを超えてしまうでしょう。これらの食品が合わせって出来る料理が低カロリーなはずありませんね。市販のものだとさらにカロリーが高いこともあるので注意が必要です。
ちなみに、缶入りのおしるこは1缶で150~200kcalほどあります。それでいて缶のサイズが180mlなど小さめですので、こちらも重さに対するカロリーは高め。冬場の定番アイテムではあるものの、摂取量は控えた方がいいでしょう。
おしるこは糖質制限に向かない
砂糖に多くの糖質が含まれることもあり、甘い料理は糖質が高いことが多いです。そして、おしること言えば甘すぎるくらい甘いのが定番。そのため、おしるこはカロリーだけでなく糖質も高く100gあたり約46.9g、1杯(150g)あたりなら約70.3gもあります。
基準が分からない方のために説明すると、一般的な糖質制限の目安が一食あたり40g以下の糖質です。つまり、おしるこなら1杯を少なめの100gにしても糖質オーバー。150gの1杯を食べてしまえば摂取量が目安の2倍近くになってしまいます。
糖質が高い理由についてもカロリーと同様、餡子と餅が高糖質だから。そもそも餅は元をたどればお米なわけで、お米は糖質制限の天敵として有名です。おしるこに入る餅が50gのもの1個だとしても糖質量は25g前後もあります。
餡子も小豆を煮た後、大量の砂糖を添加することから糖質量が高く、100gあたり50g前後はあると予想されます。その2つがメインの材料なため、重さに対する糖質が半分程度なわけですね。大雑把ではありますが、おしるこは重さの半分程度の糖質を含むと考えておきましょう。
低糖質なおしるこを作る
糖質制限中におしるこを食べてしまえば、それだけで糖質オーバーを起こす可能性が高いです。そのため、糖質制限中におしるこを食べるなら低糖質なレシピを活用してほしいところ。とはいえ、おしるこの低糖質化は意外と難しいかもしれません。
まず、餡子を溶かしたような汁については、低糖質な餡子を使えば解決するので大きな問題はありません。甘みが足りなければ糖質カットの甘味料を使うのもいいでしょう。しかし、餅については代用が難しく、他のものだと食感や風味が大きく変わる恐れもあります。
一応、有名なものとしておからやオオバコ粉末を使ったものがあり、上手く完成すれば餅と変わらず美味しくいただけるようなので試してみるのもいいかもしれません。それか、汁の方を低糖質化したうえで餅の量を減らすかですね。いっそのこと、餅を入れずに缶のおしるこみたいに食べるのも手です。自分に合った方法でおしるこの糖質を抑えてみてください。
▼ おすすめの関連記事
お餅・おせち料理・お雑煮は糖質が多い!正月は糖質に要注意
▼ おすすめの関連記事
あんこの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
▼ おすすめの関連記事
糖質制限中に食べるなら和菓子?洋菓子?どちらがマシ?
▼ おすすめの関連記事
低糖質スイーツ!アイス!お菓子が大集合!コンビニ&スーパーに急げ
和菓子と糖質制限に関する記事をご紹介
和菓子と糖質制限に関するその他の記事をご紹介します。
私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか?
インスタ60,000フォロワー突破!役立つ情報満載!