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2017/04/04更新

スキムミルクの糖質はどのくらい?カロリーは?

スキムミルク

スキムミルクなんて横文字を使うと格好いいものですが、これは脱脂粉乳のことですね。粉末状になったミルクは栄養が豊富なことから、栄養不足を解消されるのにも使われるとか。今回はそんなスキムミルクの糖質やカロリーを調べてみました。

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スキムミルクは牛乳よりも糖質が高い

スキムミルクは牛乳から水分や乳脂肪を除去して粉末の状態にしたもの。それだけに栄養素や糖質がギュッと濃縮されています。スキムミルク100gの糖質量はなんと53.3gほど。一般的な牛乳が100gあたり糖質4.8gですので、単純に10倍以上ということになります。

とはいえ、粉末のスキムミルクと液体の牛乳を同じグラム数で測るのはおかしいですね。スキムミルクに水分を加えて牛乳と同じくらいの濃さで測るのが筋というものです。スキムミルクを牛乳と同じ状態にするには、水90gに対してスキムミルクを10g入れるそうです。つまり牛乳1杯を200gとすると、スキムミルク20g+水180gで同じくらいの濃度となります。

牛乳200gの糖質量は9.6gほど。対してスキムミルク20gの糖質量は10.6gほどです。同じ状態にしてもスキムミルクの方が若干ながら糖質量が高いと判明してしまいましたね。何となくダイエット効果が高そうと思っていた方は考え方を改めるべきでしょう。牛乳の代わりにスキムミルクでは摂取糖質量が増えてしまいます。

スキムミルクは粉末状なことから濃度を調整しやすいのは確かですが、牛乳を水で薄める手段もありますし、スキムミルクだけの特権とは言いづらいです。ただ、低脂肪牛乳など一部の牛乳よりは低糖質なことも。必ずしもスキムミルクの方が糖質が高いわけではないため、使い道もあるかもしれません。

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スキムミルクのカロリーは牛乳よりもやや低め

先ほどと同じく牛乳200gとスキムミルク20g+水180gで比べてみましょう。牛乳の方は1杯あたりのカロリーが134kcalほど、対してスキムミルクは1杯あたりのカロリーが72kcalほどです。カロリーの方はスキムミルクの勝利となりましたね。

同じ濃度でありながらスキムミルクの方は一般的な牛乳の半分程度のカロリーです。そのため、必ずしもスキムミルクの方が劣っているわけではありません。実際、スキムミルクをダイエットに活用する方もちらほら。長期保存ができるメリットもありますし、ひとつ持っておいてもよさそうです。

スキムミルクを有効活用

上記で紹介したように、一般的な牛乳に比べてスキムミルクの方が糖質量が高めです。ただ、スキムミルクには長期保存ができるうえ、水分を含まないというメリットがあります。そのため、糖質制限中でもひとつ持っておくと有効活用できそうです。

たとえば、料理に加える際に牛乳の水分が邪魔だと思えば、スキムミルクにしてしまえば解決。水分量を増やさずに牛乳の味や栄養素をプラスできます。また、スキムミルクは自分で濃度を調整しやすく、牛乳よりも少し薄めにすれば量に対する糖質量を減らすことが可能です。

先ほど牛乳を水で薄めれば同じとは言いましたが、やはり牛乳を水で薄めるのは少し抵抗がありますね。対してスキムミルクは薄めることが前提の粉末ですので少し水を増やすだけで大丈夫です。

スキムミルクは使い過ぎに注意

料理シーンなどで大活躍するスキムミルクですが、粉末であるがため入れすぎてしまうデメリットを持っています。普通の牛乳感覚で少し多めに入れてしまうと、それだけで糖質量がグンとアップ。スキムミルクは20gあたり10.6gの糖質を持っていることを意識し、使い過ぎないように心がけましょう。濃厚な粉末のため少しの量でも味が大きく変化しますよ。

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