2017/01/17更新
バタピーは少し糖質高め?気になる栄養素やカロリーは?
お酒のおつまみにもよく出てくるバタピーですが、糖質制限をしているときには手を出していいものなのか悩みますよね。お酒を飲んでいると判断が鈍くなるため「まあ、少しくらいはいいかな」と食べた経験のある人もいるのではないでしょうか。
ここではそんな食べる機会の多い、バタピーの糖質や、その栄養素、カロリーなどについて紹介します。
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バタピーのカロリーはかなり高め
文部科学省の出している日本食品標準成分表によると、バタピーのカロリーは100gで592kcalとかなりハイカロリーな食品だということがわかります。お茶碗1杯のご飯のカロリーが235kcalですので、100g食べてしまうとその倍以上です。
一般的な成人男性の1日の摂取カロリーの目安が2000kcalと言われていますので、約30%ものカロリーを摂取してしまう可能性があります。
ただし、糖質制限をしているときはそれほどカロリーを気にする必要ありません。糖質制限をしているだけで、自然とカロリーは控えめになり、むしろカロリー不足を気にする必要がありますので、バタピーが低糖質であれば、糖質制限をしていても問題なく食べることができます。
とはいえコンビニなどで売られているバタピーは内容量が120g前後ですので、1袋全部食べるのはちょっと食べ過ぎな感じがありますので、1袋を2回に分けて食べるくらいがちょうどいい量だと考えてください。
バタピーはとても栄養価の高い食品
それではバタピーの栄養成分を見てみましょう。驚くほど栄養価が高いことがわかります。
バタピーの栄養成分(100gあたり) | |
---|---|
エネルギー | 592kcal |
タンパク質 | 25.5g |
脂質 | 51.3g |
炭水化物 | 18.2g |
灰分 | 2.8g |
ベースとなるのは落花生ですので、落花生にバターが加わったものだと考えてください。このため、落花生よりは脂質が多くなるのですが、その他は誤差の範囲内です。
特筆すべきはたんぱく質の多さです。落花生は納豆や豆腐よりも高タンパクであることが知られていますが、バタピーはその落花生よりもわずかにたんぱく質が多く、高カロリーというのもあり、スポーツをしている人の補給食に最適な食品です。
しかもバタピーには食塩も使われていますので、配分に含まれるミネラルの量も豊富です。落花生100gに含まれるナトリウムの量は2mgしかありませんが、バタピーはその60倍の120mgものナトリウムを含んでいます。汗をかきやすく食欲が落ち気味の夏場に適した食品のひとつです。
食物繊維も多く含んでいるため、腸内の環境が整いやすいというメリットもあります。他にも様々な効果が注目されているバタピーですので、あと気になるのはやはり糖質量です。それでは次にバタピーの糖質量をチェックしていきましょう。
バタピーの糖質は少し高め!食べ過ぎに注意
バタピー100gの糖質量は14.4gですので、これは少し高めです。糖質制限をしている人の間食での糖質量は5g以下に抑えたいところですので、食べていいのは30g程度だけです。30gというと一握りくらいの量ですので、かなり少ない量です。
お酒の席などで、数粒つまむくらいであれば心配する必要はありません。この場合はカロリーも抑えることができるため、ダイエットをしている人には適しているのですが、そうなるとせっかくの栄養価が少なくなってしまいます。
とはいえ糖質制限をすることが大切ですので、バタピーを食べるときは30g以下を目安にして、それ以上は食べすぎないようにしましょう。もう少し量を食べたいというときはバタピーではなく、落花生にしてみましょう。
それでも1度に食べられる量が40gくらいになる程度ですが、殻付き落花生であれば食べるのに時間がかかりますので、意外と少量でも満腹感を得られます。少しでも多めに食べたいときは落花生を選び、栄養素を考えた食べ方をしたいときはバタピーを選ぶなど使い分けができると理想です。
ただし、どちらにしても食べ過ぎには気を付けてください。お酒の席ではついつい食べすぎてしまうことがありますので、袋から適量を取り分けて食べるようにしてください。
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