2017/07/18更新
いちご大福のカロリーは高い?糖質制限には向いている?
いちご大福は名前の通り、大福の中にまるまるいちごが入った和菓子のこと。歴史自体はそう古くないものの、今や普通の大福を凌ぐほどの人気を持っており、和菓子屋でいちご大福を見かけないことは滅多にありません。そんな、いちご大福のカロリーと糖質を見ていきましょう。
いちご大福はカロリー高め
いちご大福のカロリーは100gあたり182kcalあります。商品によってサイズは違いますが、今回は1個あたり100gと少し大きめなものを想定しておきましょう。このカロリー量だと4個も食べると一食分のカロリー摂取量に相当しそうですね。
食べ過ぎはもちろんのこと、1個でもカロリーオーバーの元となります。ただ、これでも普通の大福と比べると低カロリーだったりします。というのも、いちご大福の場合、普通の大福に比べて餡子の量が少ないです。これは中にいちごが入るから当然ですね。
いちごと餡子、同じ重さの場合どちらが高カロリーかは明確でしょう。いちごが100gあたり34kcalなのに対して、餡子は100gあたり244kcalほどあります。もし、普通の大福の上にいちごが乗っていれば、いちご大福の方が高カロリーだったかもしれません。
ただ、商品によってはいちご大福の方が高カロリーなこともあるので気を付けてください。パッケージ商品ならエネルギー量の項目をきちんと確かめておくのがいいでしょう。
いちご大福の類似品としてぶどう大福やオレンジ大福、メロン大福なども存在しますが、カロリー量にそう差はないと思います。結局のところ、大福シリーズのメインは餅と餡子ですからね。これらが高カロリーである以上、大福が低カロリーになることはないのです。
いちご大福は糖質制限に向かない
いちご大福好きの方には残念なお知らせですが、いちご大福は糖質制限に向きません。いちご大福100gには約38.9gの糖質が含まれており、これはスタンダード糖質制限における一食分の糖質摂取量に相当します。
いちご大福に豊富な栄養がつまっており、昼食から夕食の数時間を凌げるほどの腹持ちがあるなら文句はないです。しかし、いちご大福はあくまでもお菓子。そこまで大量の栄養があるわけでもなければ、腹持ちもよくないでしょう。
いちご大福1個で得られる満腹感はたかが知れています。このことから、いちご大福は糖質制限に向かない一品。普通の大福と比較すればやや低めではあるものの、控えておいた方がいいでしょう。
食べるなら1個の半分程度に抑えておくか、低糖質なものを自分で作るかのどちらかです。ちなみに、いちご大福の糖質が高いのは餅部分と餡子の糖質が高いためであり、要はカロリーと同じ理由です。
糖質制限中でもいちご大福を食べたい
普通の大福なら糖質制限向けの商品が存在していますが、いちご大福は探して見つかりません。そこで、低糖質ないちご大福を自分で作ってみてはどうでしょうか。
単純に低糖質な大福をカットしていちごを入れるだけでも大丈夫ですし、餡子を低糖質なものに変えたうえで、生地をおからパウダーなどで作成する方法もあります。大きく糖質をカット出来るのは後者だと思いますが、気軽さでいえば前者に適う方法はないですね。
自作の場合は一定以上の料理スキルが必要なことから、普段料理をしない方は低糖質な大福プラスいちごがいいかもしれません。いちごの糖質量は100gあたり7.1gとそこまでは高くないので、少し多めに使っても大丈夫ですよ。むしろ、餡子が減る分だけ糖質カットになりそうです。
もちろん、いちごに飽きれば他のフルーツを使って作るのもいいでしょう。ただ、バナナやマンゴーなどは糖質が高めなので注意してください。逆にラズベリーやあんずなどは糖質が低めです。
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