2017/06/07更新
ラスクの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
ラスクは食パンのような形をした小さなお菓子。実はビスケットの一種であり、パンを2度焼きして作成します。一般的に知られるものは砂糖のかかったシュガー味ですが、他にもキャラメル味やチョコレート味など多くの種類が存在しています。そんなラスクの糖質とカロリーを見ていきましょう。
ラスクの糖質は高い
ラスクの糖質はお菓子の中でも高く100gあたりの糖質量が約50gもあります。計算しやすいよう、1枚のサイズを20gとするなら1枚あたりの糖質量は約10gですね。20gのラスクはやや大きめかもしれませんが、そう珍しくもないと思います。
スタンダード糖質制限の目安が一食あたり40gの糖質と言われているので、ちょうど4枚くらいで摂取目安になりますね。つまり、ラスクを4枚も食べると一食抜き。ラスクだけで次の食事まで我慢しなくてはなりません。
そんなラスクが高糖質な理由については、まず、メインの食材がパンなことです。ラスクにはフランスパンなどを用いるのですが、パン類は小麦粉から作られるため糖質量が非常に高いのです。小麦粉も種類によって変わってきますが、100gあたり70g以上の糖質を含んでいたりしますからね。そこから作るパン類は糖質の塊ともいえる存在です。
しかも、ラスクはパンに砂糖をまぶして完成とします。実際に食べたことのある方なら、表面に砂糖がたっぷりかかっているのをご存知でしょう。砂糖はまさに糖質の塊であり、使用したグラム数とほぼ同量の糖質をプラスします。
つまり、ラスク1枚に4gの砂糖が使われていれば、それだけで糖質量4gは確実。そこにパンの糖質量が加わったものがラスクの糖質量となります。一応は材料にバターも使われるのですが、バターはほとんど糖質を含んでいないので問題ないでしょう。
低糖質なラスクの作り方
糖質量が高いことから糖質制限には向かないラスクも工夫次第では食べやすくなります。たとえば、通販などで購入できるパンで低糖質パンなるものが存在します。これはおから粉などを利用したもので、糖質量が1個あたり数gに抑えられているのです。
先ほど紹介したようにラスクの糖質はパンと砂糖によるもの。つまり、低糖質パンを使用することで問題のひとつを解決できます。低糖質パンの入手が難しければコンビニなどで販売されているブランパンでもいいかもしれません。低糖質パンほどではないものの、商品によっては糖質量が低めです。
砂糖については糖質のカットされた甘味料を使用するといいでしょう。これは糖質制限中の頼もしい味方であり、甘みを減らさずに糖質量だけを減少させてくれます。他の料理にも使えるので糖質制限中はひとつ用意しておくといいですよ。
これらの材料に置き換えてラスクを作成すれば、1個あたりの糖質を5g以下に抑えることも可能かと。糖質制限中でも口にしやすくなるので、ぜひ皆さんも試してみてください。
ラスクはカロリーも低くない
残念ながらラスクは糖質だけでなくカロリーも高めです。100gあたりだと387kcal、1枚(20g)あたりだと77kcalほどあります。1枚程度の摂取であればカロリー制限中でも大きな問題になりませんが、2枚3枚と量が増えていくと危ないですね。
食事をしっかり食べたうえでラスクのカロリーが加われば、カロリーオーバーの可能性も出てきそうです。カロリーが高い理由についてはパンと砂糖だけでなく、バターにも原因があります。
バターはたった12g(大さじ1杯)で89kcalもある高カロリー食品。ラスク1枚に4gのバターを使用すると、それだけで30kcalにもなってしまいます。つまり、ラスクのカロリーの半分近くはバターによるもの。カロリーを少しでも抑えたいと考えるならバターの使用量を減らすのが一番の近道ですよ。
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