2017/07/04更新
オレオの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
チョコレートクッキーに甘いクリームを挟んたお菓子オレオは、アメリカでとても人気があります。日本でもコンビニなどで手軽に入手できるため、オレオが好きという人も多いかもしれません。でも糖質制限をしていると、明らかに糖質が多くて危険なお菓子ですよね。
実際のところ、オレオはどれくらい糖質制限に向いていないのでしょう?よく調べたら、実は糖質制限でも食べることができたりしないのでしょうか。ここでは、そんなオレオの糖質について、紹介します。
オレオの糖質はかなり高め!1枚なら許容範囲?
オレオはクッキーと甘いクリームで作られていますので、言うまでもなく高糖質なお菓子です。でも糖質量はどれくらいかまで把握している人は少ないかと思います。オレオ100gの糖質量(炭水化物量)は次のようになります。
- オレオ(100g):68.7g
スタンダードな糖質制限をするときに摂取しても良い糖質は40gまでです。100gのオレオを食べると、その1.5倍以上の糖質を摂取することになります。それでは100gのオレオというのはどれくらいの量なのでしょう。
オレオ1枚は10.7gですので、9〜10枚のオレオで100gです。1パックが9枚入りですので、おやつに何も考えずに食べてしまう量ですよね。そう考えると、オレオは糖質制限に不向きで、絶対に避けておきたいお菓子です。
ただし、1枚が10.7gということは、糖質(炭水化物)は1枚あたり7.35gです。おすすめはしませんが、おやつに1枚だけ食べるというのであれば、ぎりぎり許容範囲です。食事などで摂取する糖質をコントロールすれば、絶対に食べられないということはありません。
友だちから勧められるなどして、断れないというようなときは、1枚だけもらっておきましょう。
オレオは高カロリー!ダイエットには不向き
糖質はかなり高かくて糖質制限に不向きなことが分かってもらえたかと思います。それではカロリー制限ならどうなのでしょう?実はカロリーはそれほど高くなかったりするのでしょうか。
- オレオ(100g):509kcal
オレオ100gのカロリーは、なんと509kcalもあります。成人男性が1日で摂取するカロリーは2000kcalくらいですので、9〜10枚のオレオだけでその1/4を占めることになります。これはさすがに高カロリー過ぎます。
一枚あたりでも54.5kcalですので、ダイエットをしている人は、オレオは購入しないようにしてください。数枚が1袋になっていますので、どうしても2枚は食べてしまいます。糖質もカロリーもオーバーしていますので、オレオは糖質制限にもカロリー制限にも向いていません。
とはいえ、糖質制限ではカロリーを気にしなくてもいいとされていますので、1枚食べるだけであれば、カロリーも気にする必要はありません。特に糖質制限はカロリーが不足しがちですので、これくらいのカロリーは積極的に摂取したいところですが、糖質が多いことを考えると、常食は絶対にNGです。
オレオの糖質が高い理由
オレオの糖質が高い理由は、その原材料にあります。小麦粉と砂糖。この2大糖質が使われていますので、どうしても糖質が高くなってしまいます。小麦粉は100g中73.4gが糖質で、砂糖は100g中99.2gが糖質です。
これらの材料を使っている以上、オレオを糖質抜きで食べることはできません。とはいえ、クッキー部だけであれば、自分で作ることでオレオに近いものを作れます。砂糖の代わりに甘味料を使い、小麦粉の代わりにおからパウダーを使うことで、自作クッキーを作れますので、お菓子作りが得意な人は試してみましょう。
ちなみにオレオは、2016年にヤマザキナビスコのライセンスが終了したため、以前は日本で作られていましたが、現在は中国で生産したものを輸入して販売しています。以前の味とは少し違いますが、カロリーや糖質はほとんど変わっていません。
以前のものも、中国生産のものも、糖質制限には不向きであることには変わりありません。基本的には自分で購入するのは避けるようにして、糖質制限をしているときには、できるだけ食べないように心がけましょう。
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