数の子の糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

糖質制限をしていると、おせち料理でもできるだけ糖質を省きたいですよね。そんなときに気になる食材のひとつが数の子ではないでしょうか。数の子の糖質がどれくらいあって、糖質制限に向いている食材かどうか気になりますよね。

ここではそんな数の子の糖質とカロリーについて紹介します。糖質制限をしている人で、おせち料理の数の子や、お土産でもらった松前漬けなどの糖質が分からずに困っている人は、ぜひ参考にしてください。

数の子は低糖質食材！糖質制限に最適

数の子はニシンの卵です。魚卵に限らず卵類は、一般的に高タンパク低糖質の食材です。数の子ももちろんその中に含まれ、糖質は他の魚卵同様にとても少なめです。

• 数の子（100g）：0.6g

数の子100gでもたった0.6gしか糖質を含みません。スタンダードな糖質制限をしている場合は、1食で摂取していい糖質量が40gまでですので、数の子を100g摂取したところで、ほとんど影響しません。

しかも数の子は1本で10gくらいしかありません。1本あたりの糖質量は0.06gですので、糖質制限では、糖質を気にせずに食べてもいい食材のひとつです。ビタミンDやビタミンB12も多く含まれているため、積極的に食べたい食材でもあります。

ただし、その他の栄養素はほとんどありません。たらこなどと違って、素材そのままの状態ですので、塩分も少なめです。ここからどう調理するかで、いくらでも糖質量が変わる食材ですので、糖質をあまり含まないような調味料を活用して、糖質が上がりすぎないように注意しましょう。

数の子のカロリーは少なめ！カロリーも気にせず利用しよう

数の子は糖質が少なめで、なおかつカロリーも少なめです。糖質制限でもカロリー制限でも、使うことができる食材として、ダイエットをする人にはとてもおすすめの食材です。

• 数の子（100g）：89kcal

数の子100gでもカロリーは89kcalと100kcal以下です。1本で考えると、8.9kcalにしかなりません。このため、数の子でカロリーオーバーするというのは、あまり考えられません。成人男性が1食で摂取するカロリーの目安が600〜700kcalですので、いかにカロリーが低めなのか分かるかと思います。

もっとも糖質制限の場合は、そのカロリーを気にする必要はありません。糖質さえ意識しておけば、カロリーが自然に下るというのもあり、糖質制限をするときは、カロリーまでチェックする必要はありません。

むしろ糖質制限で不安なのは、カロリー不足の状態です。数の子ではカロリー不足を補うことはほとんどできません。他の食材でしっかりとカロリーを摂取して、カロリー不足で体調不良にならないように注意してください。

糖質制限で数の子を食べるときの注意点

数の子そのものには糖質がほとんど含まれていませんが、調理方法によっては、調味料に糖質が含まれることもあります。たとえばよく使う調味料にみりんがあります。みりんは糖質が多く含まれている調味料ですので、できれば使用を避けるようにしましょう。

ただし、みりんがないと味に深みが出ないため、きちんと糖質量を計算した上で利用する分には問題ありません。1食での糖質の摂取量が40gを超えないように注意して、数の子の摂取量をコントロールするようにしましょう。

より糖質を減らしたいという人は、みりんを使わないレシピをインターネットで検索して、そのレシピで数の子を調理するようにしましょう。

また、数の子を使った料理のひとつとして、わさび漬けがありますが、こちらは数の子そのものよりもかなり多くの糖質を含んでいます。酒粕やみりんなどを使っているので、仕方ないのですが、できれば数の子のわさび漬けは避けるようにしましょう。

同様に松前漬けも糖質が多い料理のひとつです。このように調理済みのものには糖質が多く含まれている傾向にありますので、糖質が明確にわかるもの以外は、できるだけ食べないように注意してください。数の子はとても優秀な食材ですので、可能であれば自分で調理して、低糖質であることを活かした食べ方をしましょう。

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