2017/06/23更新
たらこの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
白いご飯と一緒に食べたいおかずの、上位に入る食材のひとつがたらこです。コンビニのおにぎりでもたらこは定番メニューのひとつです。糖質制限をしていると、白いご飯はほとんど食べることができませんので、その組み合わせを楽しむことはできませんが、せめてたらこだけでも食べたいところです。
ここではそんなたらこの糖質やカロリーを紹介し、糖質制限にたらこが向いているのかどうか、食べるときの注意点などを紹介します。
たらこは低糖質!塩分多めで食べ過ぎには注意
たらこはスケトウダラの卵巣を塩漬けしたものです。魚卵は基本的に糖質がかなり少なめですので、もちろんたらこも糖質がほとんど含まれていません。
- たらこ(100g):0.5g
たらこは100gで0.5gの糖質しか含まれていません。しかも、たらこ1本は30gくらいしかありませんので、1本で摂取する糖質は、なんと0.15gです。スタンダードな糖質制限をする場合は、1食の糖質量を40g以下にしなくてはいけませんが、0.15gであればまったく気にする必要はありません。
仮に100g食べたとしても、0.5gですので糖質面で考えると、いくら食べても太らない食品のひとつとして考えられます。
とはいえ、たらこは思いのほか塩分が高めです。塩漬けですので当然ですが、1本分のたらこに含まれる塩分は1.38gもあるため、大量に食べすぎると塩分がオーバーしてしまいます。1食あたりの塩分摂取量の目安は2.5gですので、他の料理の塩分を気にする必要もあります。
たらこを食べるときには、味噌汁などの他の料理で塩分を摂りすぎないように注意しましょう。そういう意味では夏場の塩分補給などには向いていますので、食べるタイミングをよく考えて、上手に活用してください。
たらこのカロリーは標準的!糖質制限では気にしなくてOK
糖質制限をするときには、カロリーは気にしなくてもいいと言われていますが、ダイエットをしている人にとっては、やはり無視できないのがカロリーですよね。たらこ100gに含まれるカロリーは次のようになります。
- たらこ(100g):140kcal
100gで140kcalですので、カロリーとしては標準的ですが、1本で考えたときは30gですので、42kcalにしかなりません。成人男性が摂取するカロリーの目安は600〜700kcalですので、糖質と同じく、カロリーも気にするほどではありません。
糖質制限でカロリーを気にしなくてもいいというのは、糖質を気にしていれば自然とカロリーも下がるというのが、そのひとつの理由です。たらこも糖質さえ気にしていれば、カロリーを摂取しすぎるということはありません。
しかもたらこは、そもそも大量に食べるような食材でもありませんので、おかずのひとつとして考えた場合には、とても糖質制限に向いています。食事にもう一品追加したいなというようなときに、たらこを使った料理がおすすめです。
糖質制限でたらこを食べるときの注意点
糖質制限でたらこを食べるときには、塩分を考えて1食で1本分までの摂取に抑えておけば、他に食べる上で気にすることはありません。ただし、塩分が多く含まれているために、他の料理を多く食べすぎてしまうという可能性があります。
一緒に食べる食材は、できるだけ味の薄いものがおすすめです。糖質ゼロ麺で作るたらこパスタや、しらたき、豆腐、もやしなどが相性のいい食材ですので、それらと組み合わせて、糖質の摂取量がオーバーしないように気をつけてください。
しらたきやもやしを使った糖質制限向きのレシピは、インターネットで検索すると簡単に見つけることができます。たらこの低糖質を活かすための料理方法をいくつか覚えておくと、糖質制限中の食事に幅をもたせることができます。いくつか試して、普段の食事にたらこを積極的に使っていきましょう。
たらこは糖質がとても少なく、カロリーも気にする必要のない、とても糖質制限に向いている食材です。糖質の少ない食材と組み合わせることで、食事全体の糖質も大幅に減らすことができます。上手にたらこを活用して、無理のない糖質制限でダイエットを成功させましょう。
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