2017/07/18更新
大福の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
大福といえばもっちもちの生地に餡子がぎっしり詰まった和菓子の代表格。専門店はもちろんのこと、コンビニやスーパーなどでもよく見かける食品であり、レジ前に置いてあることもしばしば。また、いちご大福のようなバリエーション商品も存在します。今回は大福の糖質やカロリーを見ていきましょう。
大福は中も外も高糖質な食品
餡子のたっぷり使われた和菓子は総じて糖質の高いものであり、大福も例外ではありません。具体的な数字としては100gあたり約50.4gの糖質量。商品によって異なりますが、1個あたりの重量がちょうど100g前後だと思われます。そのため、1個で約50gの糖質と考えるといいでしょう。
重さの半分程度の糖質を含む食品と考えるとゾッとしますね。糖質制限中なら1個食べるだけでも簡単に糖質オーバーを引き起こしそうです。
スーパー糖質制限(一食の目安が糖質20g以下)や、スタンダード糖質制限(一食の目安が糖質40g以下)なら1個食べるだけでアウト。プチ糖質制限(一食の目安が糖質60g以下)でギリギリです。
大福がここまで高糖質なのは中も外も糖質たっぷりの材料で構成されているから。まず、中身の餡子(つぶあん)は100gあたり約48.3gの糖質を持っています。外側部分のもちもち生地はおそらく100gあたり約49.5gくらいの糖質量でしょう。奇しくもちょうど同じくらいの糖質量ですね。
つまり、中の餡子が多かろうと、外のもちもち生地が多かろうと、そう糖質量は変わらないわけです。これらの材料で構成される以上、大福の糖質量は100gあたり50g前後をキープします。
ちなみに、いちご大福は100gあたり約38.9gの糖質量と、普通の大福に比べてやや低めです。これは中にいちごが入るおかげでしょう。餡子よりも糖質量が低いため、重量に対する糖質量が低くなるのです。
糖質制限をしながら大福を食べる方法
糖質制限の目安を超えないように大福を食べる方法は主に2つです。1つ目は自分で低糖質な大福を作る方法ですね。
糖質制限をする人向けに低糖質な餡子が販売されていますので、中身の糖質量はこれでカット。外側についてはおからパウダーなどを使って低糖質な餅を作るといいでしょう。さすがに大福の風味や食感を完全再現とはいかないものの、十分に雰囲気は味わえると思います。
2つ目の方法は低糖質な大福を購入すること。種類はないものの、一応は糖質量を抑えた大福なるものが販売されているようです。料理が出来ない、低糖質な大福を作る時間がない、なんて方にはいいかもしれません。
後は単純に摂取量を半分や3分の1程度に抑える方法がありますが、大福は時間を置くとすぐに硬くなってしまうのであまりおすすめしません。冷凍保存も可能ではあるものの、どうしたって風味や食感が劣化します。
大福はカロリーも高いので気を付けよう
大福のカロリーは1個(100g)あたり242kcalと言われています。餡子や外側の生地の配分で多少の変化はあるものの、基本的には250kcal前後と考えていいでしょう。
というのも、餡子のカロリーが100gあたり244kcal、生地部分のカロリーが100gあたり235kcalと、重さに対するカロリー量がほとんど変わらないのです。何だかデジャビュと感じますね。要は中身多かろうが少なかろうが、カロリーが大きく下がることはありません。それでも、ケーキ類など洋菓子よりは低カロリーなのだから恐ろしいものです。
ちなみに、いちご大福のカロリーは100gあたり182kcalで、糖質同様に普通の大福より低めの数字となっています。理由は先ほどと同じでいちごのカロリーが餡子に比べて低いからですね。いちごは100gあたり34kcalしかない低カロリー食品です。
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