2017/06/09更新
たい焼きの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
たい焼きと言えば小麦粉や牛乳などから作られる生地を専用の焼き器に入れ、中に餡子を詰めるたいの形をしたお菓子のこと。少し古いですが、毎日鉄板の上で焼かれるたい焼きの苦悩を描いた歌も有名ですね。そんな、たい焼きの糖質とカロリーを見ていきましょう。
たい焼きの糖質は高く制限に向かない
残念なことにたい焼きの糖質はかなり高めです。100gあたりの糖質量は約40.3gで、ちょうど1個の重量が100gくらいです。そして、スタンダード糖質制限の糖質摂取目安が一食あたり40g以下とされています。
つまり、たい焼き1個まるまる食べてしまうと、それだけで一食分の糖質摂取量をオーバーすることに。3個も食べようものなら、もはや1日分の糖質摂取量になってしまいます。たい焼き3個で一日分の食事を済ませる、なんてことは満腹的にも栄養バランス的にも難しいですよね。
そのため、たい焼きは糖質制限に向きません。むしろ避けるべき食品の代表ともいえます。なぜ、たい焼きの糖質が高くなるかと言えば、外側の生地も内側の餡子も糖質量が高いから。外側にあたる生地には薄力粉などが多用されており、それだけで糖質量が15g近くなることもあります。
また、内側にあたる餡子も非常に高糖質な食品で、100gあたりだと約48.3gもの糖質を持ちます。おそらく、たい焼き1個に使われる餡子の量は50g前後。要は外側の糖質が15g前後、中身の糖質が25g前後といった感じです。
最近流行りの中身がカスタードクリームのものなら、多少は糖質量が下がるかもしれませんが、こちらも低糖質とは呼べない食材ですし過度な期待はしない方がいいでしょう。
チョコクリームなどになると、むしろ糖質量が高くなる可能性もあります。糖質制限中ならたい焼きの摂取はなるべく控えめに。食べるにしても1個まるまるはやめておきましょうね。
糖質制限中でもたい焼きを食べたい
糖質制限中だけどたい焼きを我慢するのは嫌だ。そんな方は自分で低糖質なたい焼きを作ってしまいましょう。先ほど紹介したように、たい焼きが持つ糖質の大きな原因は餡子にあります。
近年、糖質制限への注目で需要が高くなっているおかげか、ネット通販などで低糖質な餡子なるものが販売されています。商品によっては糖質を9割ほどカットしているようで、これを利用すればたい焼きの糖質を大きく下げることが可能でしょう。
もっと低糖質を目指したいなら生地に低糖質なパンミックスなどを使用するといいですよ。内側も外側も低糖質化すれば、総糖質量はグッと落ちるはず。上手くいけば1個あたり糖質10g以下も可能だと思われます。
その程度の糖質量であれば糖質制限中でも口にしやすいでしょう。ただ、油断しての食べ過ぎには注意してください。いくら低糖質でも食べ過ぎてしまえば糖質オーバーもありえます。
たい焼きはカロリーも高め
たい焼きのカロリーは100gあたり232kcalです。餡子や薄力粉などが使われることから糖質のみならずカロリーも高めですね。ちょっとの食べ過ぎがカロリーオーバーを引き起こす数字です。
しかも、たい焼きは食事ではなくおやつ。普段通りに食事を摂取したうえで、たい焼きをおやつに食べてしまえば摂取カロリー量は目安を軽々と超えてしまうでしょう。また、チョコやチーズなどの入ったものだと、さらにカロリーが高いこともあります。珍しいバリエーション商品に手が出やすい方は気を付けてください。
ちなみに、低糖質な餡子はカロリーも抑えられていることが多いです。そのため、糖質のことも考えてたい焼きは自作するのがおすすめ。専用の機械も案外安く購入できますし、よく食べる方は検討してみてください。
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