2017/06/07更新
クラッカーの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
クラッカーと一口に言っても、他人のコンピューターに侵入して悪さをする人であったり、パーティーで場を盛り上げるアイテムであったり、チーズなどを乗せて食べるビスケットであったり。いろいろな意味を持っています。そんな中で今回紹介するのは3つ目。朝食に食べたりするビスケットのクラッカーです。その糖質とカロリーがどの程度なのか見ていきましょう。
クラッカーの糖質は高い
そのままだと特別甘くもないため、糖質はそこまで高くないと思われがちなクラッカーですが、実際は100gあたり約49.4gの糖質を含有している高糖質な食品です。1枚あたりの重さを6gとしても、糖質量は3g前後。要はクラッカーは重量の半分程度の糖質を持っています。
糖質の高い理由については材料を見れば明確であり、クラッカーには大量の薄力粉が使われています。薄力粉の持つ糖質量は100gあたり73.4gほど。クラッカー1枚に使われる薄力粉は4g程度ですが、それでも3g近い糖質を含んでいるのです。
つまり、クラッカーの糖質のほとんどは薄力粉によるものと思って間違いありません。他に使われる材料と言えば塩や少量のドライイーストなどですからね。特に糖質を高める原因にはならないでしょう。
ちなみに、薄力粉は他のお菓子類にもよく使われる材料であり、砂糖と共にお菓子類の糖質を増やす原因でもあります。有名なところではケーキ類であり、主にスポンジ部分に使用されています。話がそれましたね。
とにかく、クラッカーは非常に糖質が高いことから糖質制限には向きません。1枚や2枚で満足できるならまだしも、食べ始めれば5枚や10枚は余裕で食べてしまうでしょう。5枚で糖質15g、10枚なら30gにもなってしまうので食べ過ぎには注意してください。
ジャムやクリームでさらに高糖質化
先ほど紹介したクラッカーの糖質量はそのまま食べた時のものです。ここにジャムやクリームなどを乗せれば当然ながら糖質量は高くなります。
たとえば、いちごジャム大さじ1杯には約13gの糖質が含まれています。1枚のクラッカーにたっぷり大さじ1杯のいちごジャムを乗せてしまえば、1枚あたりの糖質量は16gにもなってしまうわけです。つまり、3枚も食べればスタンダード糖質制限の目安である40gの糖質量を軽々オーバー。
ホイップクリームなども糖質が高いので糖質制限中なら使用は控えましょう。逆にチーズやサーモンなら糖質量は低め。ほとんど糖質を増やすこともないので、糖質制限中にもおすすめです。たっぷりと具材を乗せればクラッカーの枚数が少なくとも満足感を得やすいでしょう。
糖質制限向けのクラッカーもある
ネット上ではおから粉やふすま粉を上手く活用して、低糖質なクラッカーを作っている方もいます。確かに、小麦粉の使用を避けることが出来れば、クラッカーの糖質量を抑えることは可能。
そうやって作ったクラッカーなら糖質量は低く、糖質制限中でも気軽に口に出来ると思います。食感や味などの変化はありそうですが、クラッカーが好きな方は試してみるといいでしょう。
クラッカーはカロリーもそれなり
クラッカーのカロリーは100gあたり370kcal、1枚(6g)あたり22kcalとされています。1枚あたりのカロリーは低いものの、100gあたりになると高めですね。食べ過ぎには注意したいところです。
カロリーの場合はチーズやサーモンなどのトッピングでもしっかりと数字が増えてしまう、というよりもチーズはかなりカロリーが高い部類になります。カロリーを抑えたいと考えるならチーズのトッピングは控えた方がいいでしょう。トマトなどの野菜類はカロリーが低めなのでおすすめです。
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