2017/06/07更新
おからクッキーの糖質はどのくらい?カロリーは?
豊富な栄養が含まれることで有名なおからをメインに作るのがおからクッキー。ヘルシーなイメージからダイエットに利用する方が多いようですね。しかし、本当におからクッキーは糖質やカロリーが低いのでしょうか。今回はおからクッキーの糖質とカロリーについて紹介します。
おからクッキーの糖質は低くない?
とにかくヘルシーなイメージのあるおからクッキーですが、実はそこまで低糖質でもありません。おからクッキー100gあたりの糖質量は約33.4gほど。普通のクッキーが100gあたり50g前後の糖質を持っていることを考えれば十分に低糖質な方ではあるものの、食品全体から見れば低糖質とは言えませんね。
スタンダード糖質制限の目安が一食あたり糖質40g以下と言われていますし、おからクッキーも食べ過ぎてしまえばすぐに糖質オーバーになってしまいます。おからクッキーのメインとなるおからについては100gあたりの炭水化物量が13.8gと高いものの、食物繊維が11.5gもあることから糖質量は2.3g程度しかありません(糖質=炭水化物-食物繊維)。
そのため、原因は他の材料、主に薄力粉やグラニュー糖などですね。薄力粉などの小麦粉は100gあたりの糖質量が70gを超えますし、グラニュー糖については使用量とほぼ同量の糖質を含んでいます。これらの材料を使用するため、おからをメインにしても糖質量が高くなってしまうのです。
商品によってはおからクッキーに切り替えてもほとんど効果がないこともありますので、ヘルシーなイメージに惑わされず、きちんと糖質量を確認するようにしましょう。もし糖質量が高めのようなら食べ過ぎには注意。食事との合計糖質量が目安を超えないように気をつけてください。
低糖質なおからクッキーを作るには?
おからは豊富な栄養を含むうえに糖質量の低い優秀な食品です。そのため、作り方によってはおからクッキーの糖質を抑えることが出来ますよ。要は、小麦粉や砂糖を用いるのが糖質を高める原因なわけですから、それらを使用しなければいいのです。実際、ネット上では小麦粉も砂糖も使用しないレシピが掲載されています。
その場合、おからパウダーをメインに作ることが多いようですね。砂糖の代わりは糖質制限中のお役立ちアイテムである糖質カットの甘味料を使うのが基本です。これなら味を大きく変えずに糖質だけを抑えることから可能。そこにバターや卵黄などを加えて、後は通常のレシピでクッキーを完成させます。
これなら糖質を高める材料はほぼ含まれないため、糖質量はかなり低めだと思われます。100gあたり糖質10g以下も可能なのではないでしょうか。ただ、普通のクッキーと違って形成しにくかったりと慣れるまでは作るのに苦戦するかもしれません。諦めずに何度かチャレンジしてみてください。
おからクッキーはカロリーも低くはない?
おからクッキーのカロリーは100gあたり349kcalとされています。1枚あたりを15gとするなら53kcalほど。こちらも通常のクッキーのカロリー、100gあたり427kcalと比較すれば低めではあるのですが、食品全体で見れば決して低カロリーとは言えません。
そのため、ヘルシーなイメージにつられてバクバク食べてしまえば確実にカロリーオーバーを起こしてしまいます。おからに含まれる豊富な食物繊維が満腹感を演出するとも言われますが、食べ過ぎは常に警戒しておいた方がいいでしょう。
ちなみに、おからクッキーは湿りやすいことから早めに食べてしまうことが推奨されています。しかし、ダイエット中だとそう量を食べられないので、大袋を買うのはよしておきましょう。それか、個包装になっているものを選ぶといいですよ。
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