マグロの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

マグロはサバ科マグロ属に分類される魚のこと。刺身として用いられることが多く、寿司ネタの代表といえばマグロという意見も少なくありません。また、海鮮丼でメインをはることも多いですね。そんなマグロの糖質とカロリーを確かめていきましょう。

マグロの糖質は低い

マグロの糖質は100gあたり0.1gしかありません。魚介類は基本的に糖質量が低めとされますが、その中でも0.1gは優秀ですね。データ上はほぼ糖質を含まない魚介類を抜きにすれば、最も低糖質とも言えるかもしれません。そのため、糖質制限中でも気軽に食べることが出来ます。

糖質の摂取量を少しでも抑えたいと思えば積極的に利用してみてください。ただ、マグロばかりだと栄養バランスが崩れるので野菜と一緒に摂取するようにしましょうね。マグロは意外とサラダにも相性の良い食品なので試してみてください。

ちなみに、ミナミマグロやキハダ、ビンナガなどのマグロも糖質量は低いです。若干の差はあるものの、どれも糖質制限向けと言える数字に変わりはないので、飽きないように様々なマグロをとりいれてみてください。含有している栄養素にも違いがあるので、摂取したい栄養素に合わせて決まるのもありですよ。

料理によっては食べ過ぎ厳禁

マグロは非常に低糖質で糖質制限に最適な食材ですが、それはあくまでも元のマグロの話です。調理後となれば当然ながら糖質量は変化するわけで、料理によっては糖質制限向けではなくなってしまいます。

たとえば、マグロといえばのユッケには韓国料理によく用いられるコチュジャンを使用します。コチュジャンは糖質の高い調味料であり、大さじ1杯で約7.2gの糖質を持ちます。これをたっぷり入れてユッケを作れば糖質が10gや20gを超えてしまうこともあるでしょう。そうなると糖質制限向けとは言い辛くなってしまいますね。

また、お寿司はシャリの部分に大量の糖質が含まれることから糖質制限向けではありません。見た目的には大した量に見えませんが、ギュッと握ってあるので見た目に反してご飯の量は多かったりしますし、そもそもご飯は少量でも糖質量が多いのです。

そこに醤油やわさびをつけて食べれば糖質量はかなりのもの。ちょっと食べるだけで糖質オーバーになる恐れもあるので気を付けてください。もちろん、ご飯を含むことから海鮮丼やマグロアボカド丼もアウトです。

マグロは刺身やたたきがおすすめ

糖質制限中ならマグロは刺身やたたきで食べるのがおすすめですね。ご飯は糖質が高いことから食べられないので、代わりにサラダなどの野菜類を用意するといいでしょう。

既に話したようにマグロとサラダの相性は悪くありませんし、一緒に食べることで栄養バランスにも配慮できます。また、ご飯を抜きにしたマグロアボカドもおすすめ。アボカドも100gあたり0.9gしか糖質を持たない低糖質な食品ですので、ご飯さえなければ摂取糖質量を抑えられます。

マグロのカロリーは低め

マグロのカロリーは100gあたり125kcalです。極端に高いことはなく、どちらかといえばやや低めでしょうか。カロリー制限中でも比較的口にしやすい部類の魚介類だと思われます。ただ、油断して食べ過ぎてしまえばカロリーオーバーもありえるので注意してください。

100gは刺身で言えば5切程度です。ちなみに、ミナミマグロなら100gあたり93kcal、キハダなら100gあたり106kcal、ビンナガなら100gあたり117kcalとなっています。

こうしてみると、ミナミマグロは100kcalを切っていてヘルシーですね。ただ、わりと高級なマグロなので食べる機会は少ないかもしれません。また、カロリーも料理によっては高くなりがち。ユッケは100gで200kcalを超えることもあるので注意しましょう。

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