2017/05/29更新
切り干し大根の糖質はどのくらい?カロリーは?
切り干し大根はその名の通り、適度なサイズにカットした大根を天日干しした食品のこと。煮物をはじめ、酢の物や漬物など多くの料理に用いられます。また、最近は既に調理済みの冷凍食品も目にします。そんな切り干し大根の糖質とカロリーを確かめていきましょう。
切り干し大根の糖質はどのくらい?
料理に使用する前の切り干し大根の糖質は100gあたり約46.8gもあります。これは乾燥した状態での数字なので糖質が高いのは当然ですね。実際に切り干し大根を100gも使うことは滅多ありませんし、そもそも1パックの容量が50g前後でしょう。
そして、おそらく1人前の料理に用いる量としては15g程度。つまり、切り干し大根の使用によって実際に増える糖質量は約7gほどです。元の大根が100gで糖質2.8gなことを考えるとやや高い気もしますが、許容範囲でしょう。
糖質制限中でも7g程度なら摂取できるはずです。ただし、この数字はあくまでも調理前の糖質量ということを忘れないでください。
料理によって糖質は変化する
先ほど紹介した切り干し大根の糖質量はあくまでも調理前のものです。実際に調理に用いた場合は味付けや他の食材も加わるため、糖質はさらに高くなると思っておいてください。
たとえば、切り干し大根といえば煮物が有名ですね。しかし、煮物には砂糖やみりんといった高糖質な調味料が用いられるため、どうしても糖質が高めになってしまいます。切り干し大根の使用量が15g程度であっても、完成品の糖質量は20g近くなってしまうかもしれません。
また、切り干し大根を使った漬物である、はりはり漬けも砂糖やみりんを用いることから糖質量が高めです。1皿を少なめに50gと見積もっても糖質量は12g程度あるかと。
そもそも、切り干し大根を使ったレシピは甘めの味付けを用いることが多いため、糖質が低いものを探す方が大変です。ちなみに、ご飯や麺類がセットになったものは糖質が高すぎて論外なので注意してください。
切り干し大根を使った低糖質レシピ
糖質制限中でも切り干し大根を思いっきり食べたい。そんな方におすすめの低糖質レシピも存在しますよ。たとえば、切り干し大根をツナやベーコンなど糖質の低い食品と組み合わせてみてはどうでしょうか。
味付けも甘めではなくしょっぱい系。コンドメやマヨネーズなど糖質の低めのものを用います。要は切り干し大根を中心にしたツナサラダなどを作る感覚です。これなら砂糖などを使わないことから糖質量は低め。切り干し大根の糖質プラスアルファ程度の摂取で済みます。
また、卵と組み合わせるのもおすすめ。卵は1個で糖質0.2g程度しかない低糖質な食品ですので、ぜひ有効活用してください。ニラも合わせて、切り干し大根の入ったニラ玉なんていいかもしれませんよ。
ちなみに、どうしても煮物が食べたいなら砂糖の代わりに糖質カットの甘味料を使うといいですよ。これは砂糖を使った料理の多くに応用できるので覚えておきましょう。
切り干し大根のカロリーは?
最後に切り干し大根のカロリーも知っておきましょう。切り干し大根100gだとカロリーは279kcalとなりますが、既に説明したように100gもいっぺんに使うことはそうありません。
実際に1人前に使う容量は15g前後でしょう。15gだとカロリーは42kcalほど。ちょっと多めに30g使っても84kcal。これならダイエット中でも安心です。
ただ、カロリーについても調理前のもの。マヨネーズやオリーブオイルなど高カロリーな調味料を大量に用いる料理だとカロリーは一気に増加しますので、十分に注意しておきましょう。また、肉類や卵などを用いた料理もカロリーが高くなりがちです。
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