いくらの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

お寿司で一番好きなのはいくらという人、多いかもしれません。いくらはプチプチとした感触と食欲をそそる味付けで、お酒が進んでしまうとても魅力的な食材です。ところが、糖質制限ダイエットをしていると、その糖質やカロリーが気になりますよね。

ここではそんないくらの糖質やカロリーについて紹介し、糖質制限をするうえでの注意点についても説明します。

いくらの糖質はかなり少なめ！ビタミンやミネラルも豊富

いくらは、鮭の卵を塩漬けや醤油漬けにしたものです。とてもご飯に合う食材のひとつですが、糖質制限中はご飯はNGですので、お寿司やイクラ丼が好きな人にとっては、ちょっとした苦行になってしまうかもしれません。

ところがいくらそのものに含まれる糖質はかなり少なめです。

• いくら（100g）：0.2g

100gのいくらに含まれる糖質は、たった0.2gしかありません。ご飯と一緒にいくらを食べることはできませんが、お酒のツマミとしては最高の食材とも言えます。

意外かもしれませんが、いくらはとても栄養価の高い食材でもあります。小鉢1杯（約60g）で、1食で摂取すべきタンパク質の半分以上を補うことができ、ビタミンやミネラルがとても多く含まれています。ビタミンDやビタミンB12は1日分の栄養を摂ることができます。

卵ですから、鮭が成長するための栄養が詰め込まれています。そう考えるとカロリーもかなり高めな気がしますよね。次にいくらのカロリーについても見ていきましょう。

いくらのカロリーは高め！糖質制限なら問題なし

いくらはとても栄養豊富な食材ですので、もちろんカロリーも高めです。いくら100gに含まれているカロリーの値は次のようになります。

• いくら（100g）：272kcal

成人男性が1食で摂取するカロリーの目安が600〜700kcalです。いくら100gでその半分近くを占めます。小鉢1杯分で考えても、約163kcalですので一品のカロリーとしては、やや高めの値です。しかも小さいため腹持ちがあまり良くない食材でもあります。

カロリー制限でダイエットをしているときに、いくらを食べてしまうと、他に食べられる食品がかなり限られてしまいます。そう考えると、カロリーの高いいくらはダイエットに向いていなさそうですよね。でも安心してください。糖質制限ならいくらは問題なく食べることができます。

糖質制限では、基本的にカロリーについて気にする必要はありません。これは糖質制限をしていると、自然と摂取カロリーも少なくなるためで、もちろん極端なカロリーオーバーは糖質制限でもNGです。それでもいくらくらいのカロリーであれば気にする必要はありません。

むしろ、栄養満点な食材として積極的に利用しましょう。

糖質制限中にいくらを食べる方法

いくらを食べるときには、どうしても白いご飯が欲しくなりますよね。でも糖質制限中は白いご飯や小麦粉製品は絶対にNGです。ご飯なしでいくらを食べるなんて無理と思う人もいるかもしれませんが、ちょっとした工夫でご飯なしでイクラを美味しくいただくことができます。

• 鮭といくらのサラダ
• アボガドサラダ
• 糖質ゼロ麺を使ったいくらのパスタ

この他にもインターネットで検索すれば、いくらを使ったレシピをいくつも見つけることができます。特に相性が良いのはサーモンとアボガドです。サーモンとの相性は言うまでもありませんが、アボガドとの相性の良さは意外と知られていません。

アボガドは100gで0.7gしか糖質が含まれていません。とても低糖質な食材の組み合わせですので、おすすめしたい組み合わせのひとつです。いくらもアボガドも好きという人はぜひ試してみましょう。

注意したいのは、調味料による糖質の摂取です。サラダなどにして食べるときにはドレッシングに糖質が多く含まれていることがあります。サラダですとじゃがいもなどを使わないように気をつけてください。

いくらはご飯がないと食べられないと思っているかもしれませんが、工夫次第で美味しくいくらを食べることができますので、ここで紹介した組み合わせを参考にして、糖質制限にいくらを取り入れていきましょう。

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