クラムチャウダーの糖質はどのくらい？カロリーは？

クラムが二枚貝を意味する通り、クラムチャウダーは二枚貝をメインの具材としたチャウダーのこと。チャウダーはアメリカの料理で、魚介類やジャガイモ、クリームなどを煮込んだ具の多いスープのことを指します。そんなクラムチャウダーの糖質とカロリーを紹介するので気になる方は要チェックです。

クラムチャウダーは糖質高めのスープ

クラムチャウダーは残念ながら糖質高めのスープ。1人前（350g）で約29.6gの糖質を持っています。スタンダード糖質制限の目安が一食あたり糖質40g以下ですので、ちょっと大盛りだったり、他の料理と組み合わせれば糖質オーバー。気軽に口に出来る料理ではありません。

クラムチャウダーの糖質が高めな理由は主に2つ。まず、ジャガイモが多めに使われることです。ジャガイモは100gあたり約16.3gの糖質を持つ野菜類の中では高糖質な食材。同時にジャガイモほどではないにせよ糖質が高めな玉ねぎが使われているのも問題です。

また、ホワイトソースも決して低糖質ではありません。1人前のクラムチャウダーに150gのホワイトソースを使うと、それだけで糖質量は約14.2gほど。クラムチャウダーの糖質の半分程度はホワイトソースによるものと言えそうです。メインとなる二枚貝については糖質が低めなので特に問題ないですね。

主に用いられるのはアサリなのですが、100g使っても糖質は0.4g程度しか増加しません。実際に使う量は50g程度でしょうか。ちょっと多めに入れるくらいで良いと思います。このような理由からクラムチャウダーはマカロニが入っているわけでもないのに糖質が高めとなっています。糖質制限中は食べる量に注意しておきましょう。

クラムチャウダーはカロリーもやや高め

クラムチャウダー1人前（350g）のカロリーは約371kcal。糖質もさることながらカロリーも決して低くはありません。クラムチャウダーとパンにサラダなどの組み合わせで食べればカロリーオーバーは免れないかと。大盛なら1人前で400kcalを超えることもありそうです。

カロリーが高い原因については主にホワイトソースの仕業。150gだけでも221kcalほど持っています。クラムチャウダーにはバターや牛乳と言ったカロリー高めの食品が多めに用いられますからね。これは仕方ないでしょう。同じ理屈でグラタンやドリアなども高カロリーになることが多いです。

クラムチャウダーを糖質制限中でも食べたい

わざわざ糖質やカロリーを調べるということは皆さん糖質制限中でもクラムチャウダーを食べたいと考えているのでしょう。しかし、上記で紹介したように糖質もカロリーもやや高め。これでは満足行くまで食べることが出来ずにがっかりですよね。

そんな時に役立つのがクラムチャウダーの低糖質レシピ。先ほど紹介したのはあくまでも一般的なレシピであり、クラムチャウダーも糖質を下げようと思えば下げることが可能です。たとえば、糖質を高くする原因のひとつであるジャガイモは撤去。チャウダーと言えばの定番になっていますがジャガイモが無くても十分に美味しくいただけます。

また、市販のルーやホワイトソースを使うと糖質が高くなりがちなので味付けは主に牛乳やコンソメで。牛乳も糖質は低くないので入れすぎには注意してください。ジャガイモ以外の具材については特に遠慮せず入れても大丈夫でしょう。玉ねぎがちょっとだけ糖質高めなので気になるのなら少なめにしておいてください。

アサリやベーコンは糖質が非常に低いのでたっぷり目に入れてボリュームを出すといいですよ。他にもクラムチャウダーを低糖質化する方法はあり、ネット上にはいくつかのレシピが公開されています。糖質制限中でもクラムチャウダーを食べたいと思えば、ぜひそういったレシピを活用してみましょう。

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