2017/04/03更新
中華まんのカロリーは?糖質制限には向いている?
冬になると恋しくなるのがコンビニで売られている中華まんですよね。食べごたえのある肉まんや、デザート代わりになるあんまんなど、冷えた体を温めるのに最適な中華まんがいくつも並んでいるのを見るとついつい手を出したくなります。
そんな中華まんはダイエット中に食べてもいいものなのでしょうか?ここでは代表的な中華まんのカロリーや糖質をチェックして、ダイエットに向いているのかについて説明します。
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中華まんのカロリーはやや高め!間食なら1個まで
中華まんの代表的な種類は肉まんとあんまんですので、まずはこの2種類の中華まんについて、1個あたりのカロリーを食品成分表で確認してみましょう(メーカーによってカロリーに差はあります)。
中華まん | カロリー(1個あたり) |
---|---|
肉まん | 190kcal |
あんまん | 209kcal |
あんまんの餡には砂糖が含まれているため、あんまんは肉まんよりもカロリーは高めです。
どちらも1個であればそれほど高いカロリーではありませんが、2個食べると1食分の摂取カロリーに近いカロリーになるため、間食などで食べる場合は1個までに抑えておく必要があります。食事として食べる場合は、2個までにしておかないとカロリーオーバーします。
とはいえ大人の男性の食事が、中華まん2個では不足しているのは明らかです。カロリー制限でダイエットを行っている場合に中華まんを食べる場合は、空腹に耐えるしかありません。カロリー制限ダイエットを行う難しさは、この空腹をいかにしてガマンするかという精神力が問われるところにあります。
中華まんの糖質も高めで糖質制限ダイエットには不向き
ある程度カロリーのある中華まんですが、糖質制限の観点から考えるとおすすめの食べ物なのでしょうか?まずは肉まんとあんまん、それぞれ1個あたりの糖質をチェックしましょう。
中華まん | 糖質(1個あたり) |
---|---|
肉まん | 22.9g |
あんまん | 37.5g |
こちらもカロリー同様に砂糖の影響で、あんまんの糖質が高いという結果になっています。さらに小豆の糖質も含んでいますので、どうしてもあんまんの糖質は高くなりますが、糖質をもっと含んでいるのは中華まんの皮の部分です。
中華まんの皮は焼けばほとんどパンと同等ですので、糖質もそれだけ高い食材です。糖質制限中はパンを含む小麦粉製品はNG食品ですので、もちろん中華まんの皮であっても糖質制限中には口にしてはいけません。中華まんは当然糖質ダイエットには向いていない食品のひとつです。
実際にスタンダードな糖質制限をするときの1食で摂ってもいい糖質の目安が40gですので、あんまん1個たべると他にほとんど食べられるものがなくなります。間食の場合はさらに糖質を減らさなくてはいけませんので、食事にも間食にも中華まんは適していません。
中華街などで売られている中華まんは、コンビニで売られているものよりも一回り大きくなりますので、もちろんそちらもNG食品です。糖質制限中は市販品の中華まんを買わないように注意してください。
糖質制限なら工夫次第で中華まんを食べられる!
中華まんは糖質制限ダイエットにもカロリー制限ダイエットにも不向きだと説明しましたが、実は工夫次第で糖質制限ダイエット中でも中華まんを食べることが可能です。中華まんの問題は皮の糖質ですので、小麦粉を使わない皮を自分で作ることができれば問題は解決します。
ふすま粉や大豆粉などを使って皮を作れば、中華まんの糖質を大幅に少なくすることができます。あんまんの餡も砂糖を使わずに甘味料を使えば糖質を減らすことができます。
糖質制限ダイエットの魅力は、こうやって代用品を使うことで、食べられなかったものを食べることができるようになることです。多少の工夫は必要ですし、自分で作らなくてはいけませんが、自分で作った中華まんなら味もさらに美味しく感じるはずです。
中華まんなんて自分で作れる気がしないと思うかもしれませんが、自分でパンを焼いたことのある人なら、中華まんの皮作りはそれほど難しい作業ではありません。ぜひ小麦粉を使わない中華まんづくりをしてみましょう。
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