2017/03/30更新
ロールパンの糖質は高い!小麦ふすまや大豆を使って糖質オフ
小柄ですぐに口に入れることが出来るロールパンは、忙しい朝でも手軽に食べることも出来てしかも美味しいですよね。
しかし、糖質制限中だとロールパンは避けなければいけない敵になってしまうんです。その大きな理由は、主成分が小麦粉からできているからで、1個あたりの糖質量は約14gにもなります。
ですが、その主成分である小麦粉を別のもので代用することで糖質オフのロールパンにすることができるので、今回そちらをご紹介していきます。
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小麦粉を使わないロールパンで糖質オフ
ロールパンに限らず、パンの主成分は小麦粉です。知っての通り小麦粉は糖質がたっぷりなので、糖質制限中は食べることができません。
しかし、小麦粉の代わりに糖質の低い小麦ふすま粉や大豆粉を使うことで、糖質制限でも気にせずに食べることができます。
ちなみに、小麦粉と小麦ふすま粉や大豆粉の100g中の糖質量の違いがこちらです。
- 小麦粉 73.4g
- 大豆粉 15.4g
- 小麦ふすま粉 19.0g
小麦粉をどちらかに置き換えるだけで70~80%近くも糖質をカットできますね。
また、大豆粉と小麦ふすま粉では3.6gほど糖質量が違いますが、どちらも小麦粉よりかなり糖質が低いのでこれを使えば糖質制限中でも安心して食べられるロールパンになります。
使い分けですが、糖質を徹底的に落としたい場合は小麦ふすま粉を使ってもいいですし、大豆に豊富なタンパク質もしっかり摂取したい場合は大豆粉を使うといいですね。
また、小麦ふすま粉は食物繊維やビタミン・ミネラルも豊富なので、整腸作用を高くしたい時にいいかもしれません。
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糖質オフロールパンを作るコツ
小麦粉を小麦ふすま粉や大豆粉を使用することで糖質制限中でも安心して食べれるようになりますが、小麦粉の時と同じ内容で作ると実は生地が膨らまず失敗します。
そこで生地を膨らます鍵となるのが、『グルテン粉』です。通常であれば、小麦粉を使ってこねればこねるほとんどタンパク質であるグルテンが出てきます。
そして、ドライイーストの役割は酵母の力で炭酸ガスを発生させることなのですが、グルテンがこの炭酸ガスを吸着することでパンは膨らみます。
しかし、小麦ふすま粉や大豆粉にはこのグルテン存在しないのでグルテン粉を加えなければいけません。
粉を置き換えるだけであとの作り方は一緒かと思いきや、まさか発酵したガスを受け止めるためにグルテン粉が別に必要になってくるとは、ちょっと驚きですね。
ですが、ここを押さえればあとは作るだけです。今は糖質制限ダイエットの人気からさまざまなレシピが出ているので、そちらを参考にして糖質オフロールパンを作ってみましょう。
出来上がったら、チーズやハムを挟んだりいろいろアレンジもできるのでメニューの幅も広がっていいですね。
糖質オフパンは買うこともできる
自分で糖質オフのロールパンを作るのもいいですが、忙しいとそんな暇はなかったりしますよね。
そんな時は、手軽にお店で買ってしまいましょう。コンビニならローソンやファミリーマート、ミニストップがブラン(小麦ふすま粉)パンを販売しているので、糖質制限をしているときの強い味方になってくれます。
コンビニ以外なら、ネット通販でもさまざまなところからお取り寄せができるので、そうしたところで定期的に購入しておくのもいいですね。
また、コンビニでもネット通販でも必ず糖質量が記載されているため、しっかり確認して買うことができるのが嬉しいです。
糖質制限中は縁がないと思っていたパンですが、小麦ふすま粉や大豆粉を代用することで楽しめるので、これなら糖質制限がもっと楽しくもっと簡単になります。
こうした工夫を取り入れて、我慢ではなく新しい発見を楽しみながら糖質制限ダイエットに取り組んでいきましょう。
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