ストロングゼロの糖質はどのくらい？カロリーは？

糖質制限の考え方が一般的になってきたことで、お酒類にも糖質を抑えたものが増えてきました。人気のチューハイの中でも、糖質制限に向いているとされるストロングゼロは、糖質を抑えたお酒の、代表的な商品のひとつです。

ここではそんなストロングゼロの糖質とカロリーについて紹介します。お酒が好きだけど、糖質が気になるという人は、ぜひストロングゼロの糖質量とカロリーをチェックしておきましょう。

ストロングゼロは低糖質！糖質が0gではないので要注意

ストロングゼロの名前にゼロとあるように、ストロングゼロは糖質もプリン体もゼロのお酒です。ただし、本当に糖質がゼロというわけではなく、栄養成分の表示として「ゼロ」を使っているだけで、実際には100ml中に0.5g未満の糖質が含まれます。

とても紛らわしい表現ですが、他の食品でも言えることですので、「ゼロ」が必ずしも「含まれていない」ということではないということを覚えておきましょう。

糖質量は公表されていませんが、100mlのストロングゼロに含まれている炭水化物量は次のようになります。

それぞれに食物繊維が含まれていますので、実際の糖質量は100mlで0.5g以下です。仮に糖質量を0.5gだとすると、350ml缶に含まれる糖質量は1.75gです。たった1.75gですが、糖質が0gだと思って、何杯も飲んでいると、知らないうちに過剰に糖質を摂取していたということもあります。

糖質制限をしている人は、糖質ゼロという表示に惑わされないように注意してください。お酒ですので、そもそも飲み過ぎには注意してもらいたいところですが、糖質制限をしているなら、さらに飲み過ぎによる糖質摂取にならないように気をつけてください。

ストロングゼロのカロリーは普通！飲み過ぎには注意

お酒の多くはカロリーが高めで、お酒を飲むと太ると言われていますが、ストロングゼロのカロリーはお酒の中では高くもなく低くもない値です。代表的な商品のカロリーは、次のようになります。

• ダブルレモン（100ml）：54kcal
• ダブルグレープフルーツ（100ml）：54kcal
• ダブルシークヮサー（100ml）：53kcal

いずれも100mlで54kcalくらいですので、350mlで換算すると189kcalになります。驚くほど多いわけではありませんが、何本も飲んでしまうと、あっという間にカロリーオーバーになってしまいます。お酒の怖いところは、ついつい飲んでしまうということです。

とはいえ、糖質制限ではカロリーについて気にする必要はありません。もちろん10本近く飲んでしまうというのはNGですが、1〜2本くらいを飲んでもカロリーは無視できます。1日や1食で摂取する糖質量だけ気にしておけば、ストロングゼロくらいのカロリーであれば、許容範囲内に収まります。

糖質制限中にストロングゼロを飲むときの注意点

ストロングゼロは糖質がかなり少なめですが、糖質が含まれていないわけではありません。その点を理解して、適量飲むのは構いませんが、少ないからといっていくらでも飲んで良いというわけではありません。ストロングゼロの飲み過ぎは、糖質オーバーもカロリーオーバーも引き起こします。

できることなら、糖質がまったく含まれていない焼酎や、蒸留酒などを中心に飲むようにしましょう。濃いお酒が飲めない場合は、ハイボールなどもおすすめです。手元にストロングゼロしかないのであれば、1〜2本までという制限をつけて飲むようにしてください。

飲み会のように際限なくストロングゼロを飲んでいると、ダイエットどころか体重がどんどんと増えていきます。お酒を飲むと判断力も低下してしまいますので、ついつい食べ物も余計に食べてしまいます。これもダイエットが失敗する理由のひとつです。

ストロングゼロは、糖質制限に向いているお酒であることは間違いありませんが、飲み方を間違えるとせっかくの糖質制限が無駄になってしまうこともあります。飲む量をきちんとコントロールして、一緒に食べるものも含めて糖質オーバーにならないように気をつけましょう。

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