トリスハイボールの糖質はどのくらい？カロリーは？

ハイボールにはいろいろな種類があり、その中でも「トリスが好き」という人もいますよね。戦後間もなく誕生し、庶民の味方だったウイスキートリス。糖質制限が定着してから、その人気はさらに高まっています。そうなると気になるのがハイボールにしたときの糖質量ですよね。

ここではそんなトリスハイボールの糖質とカロリーについて紹介します。ハイボールなら糖質が少ないはず、そう思い込んでいる人は要注意です。しっかりその糖質量を把握しておきましょう。

トリスハイボールは糖質少なめ！糖質ゼロではないので要注意

一般的にはハイボールはウイスキーと炭酸水だけで作ります。このため、糖質が入り込む余地がありません。ところがトリスハイボール缶は、レモンや糖質を入れることで、より飲みやすくしているため、シンプルなハイボールと比べると糖質がやや高めです。

トリスハイボール缶には4種類ありますが、糖質量の表示はありませんので、ここでは炭水化物を糖質量として紹介します。

コーラハイは、コーラに含まれる糖質が多いため、100mlで7.7gもの糖質になります。その他は100mlで2.3g以下ですので、かなり糖質量は少なめです。ところが1缶は350mlですので、通常のトリスハイボール缶1本で、8.05gもの糖質を含むことになります。

これは決して、糖質が少ないとは言えない量です。1本だけならまだ食事で調整することも可能ですが、2本3本と飲んでしまうと、完全に糖質オーバーです。ハイボールは糖質がゼロだと思っていると大変なことになりますので、気をつけてください。

トリスハイボールはカロリー低め！糖質制限でも問題なし

アルコールは太りやすいというイメージがあるかもしれませんが、100ml換算すると、実はそれほどでもないことがわかります。

• トリスハイボール缶（100ml）：50kcal
• トリスハイボール缶〈きりっと濃い目〉（100ml）：61kcal
• トリスハイボール缶〈コーラハイ〉（100ml）：65kcal
• トリスハイボール缶〈レモン＆ライム〉（100ml）：44kcal

トリスハイボール缶のカロリーは100mlで50kcal前後ですので、かなり低カロリーです。ところが、1本で計算すると175kcalで、これを何本も飲んでいるとあっという間にカロリーオーバーです。食べ物ですとたくさん食べると満腹になりますが、お酒は何杯でも飲めてしまいます。

ですので、低カロリーでも飲み過ぎに注意しなくてはいけませんが、トリスハイボール缶の場合は、糖質さえ気にしておけば、飲みすぎることもありません。糖質を考えると1本が限度ですので、カロリーも自然と抑えられます。このためトリスハイボールのカロリーは考えなくても問題ありません。

糖質制限中にトリスハイボールを飲むときの注意点

トリスハイボールはハイボールの中でも糖質が多く、1缶でも多くの糖質を摂取してしまいます。飲むときには、できるだけ糖質の少ない〈レモン＆ライム〉を選びましょう。〈コーラハイ〉は糖質制限では絶対にNGです。

飲む量を1本までに抑えられるなら、通常のトリスハイボールでもいいのですが、飲み始めると止まらないという場合は、自分でトリスハイボールを作るようにしましょう。レモンや糖質を入れずに作れば、トリスハイボールでも糖質ゼロにできます。

甘みが少し欲しい場合は、甘味料を使えば糖質を上げずに作ることができます。ちょっとした工夫で、トリスハイボールでも糖質を気にせずに飲むことができますので、ぜひ試してみてください。

居酒屋などで飲む場合には、レモンとガムシロップが入っていないことを確認しましょう。レモンやガムシロップは抜いてもらえるか確認して、抜けない場合は別の糖質が少ないハイボールを選ぶようにしましょう。本来は糖質が少ないのがハイボールの魅力ですが、作り方によっては摂取する糖質量が増えてしまいますので、注意してください。

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