きんぴらごぼうの糖質はどのくらい？カロリーは？

ちょっと濃い目の甘辛い味付けがご飯とよく合うきんぴらごぼう。どこか素朴でノスタルジックのある料理ですよね。祖母や祖父の家で口にした思い出のある方も多いのではないでしょうか。そんな、きんぴらごぼうの糖質とカロリーを見ていきましょう。

きんぴらごぼうの糖質は意外と高い

きんぴらごぼうの糖質は100gあたり約14.6gです。野菜を中心としたレシピでヘルシーなイメージのあるきんぴらごぼうですが、実際の糖質量は高めですね。200gも食べればほぼ糖質30gになってしまいます。

それでいて、きんぴらごぼうはあくまでもサブのおかず。メインのおかずの糖質も考えると食べる量を控えておきたいところです。糖質が高い理由についてはメインとなるごぼうと味付け。

野菜類であることから見落としがちですが、ごぼうは100gあたり約9.7gも糖質のある糖質高めの野菜です。加えて一緒に使われるニンジンも決して低糖質とは言えません。レシピによって加えることのある牛肉やこんにゃくは低糖質なので問題ないですよ。

また、味付けに使われる砂糖やみりんも糖質を高くする原因のひとつ。きんぴらごぼうは甘めの味付けをすることから砂糖とみりんと用いるのですが、砂糖は100gあたり99.2gの、みりんは100gあたり43.2gの糖質を持っています。そのため、少量の使用でも料理の糖質を大幅に上げてしまうのです。

こういった理由からきんぴらごぼうは糖質が意外にも高め。糖質制限中なら食べる量を少なめにしておきましょう。ちなみに、味付けの似ている大根のきんぴらは100gあたりの糖質量が約5.8gほど。ごぼうが大根に変わるだけで糖質量に結構な違いが生じます。

きんぴらごぼうはカロリーも低くない

きんぴらごぼう100gあたりのカロリーは123kcalほど。糖質に対するカロリーとしては低めかもしれませんが、絶対値で見れば決して低くありません。食べ過ぎてしまえば、それが原因でカロリーオーバーになることもあるので注意しましょう。

カロリーを高くする主な原因は味付けに用いられるごま油や砂糖、みりんなど。油は基本的にカロリーの塊ともいえる存在なので使い過ぎは厳禁。砂糖やみりんもカロリーが高めなので気を付けましょう。

また、カロリーを考えるなら肉類の使い過ぎにも注意です。肉類は低糖質高カロリーな食品なので糖質的に言えば問題ないのですが、カロリー的に考えると大問題です。

きんぴらごぼうの糖質を抑えるには？

きんぴらごぼうの糖質が高い原因はごぼうにあるので、単純にごぼうを取り除いてしまえば糖質は抑えられます。とは言え、ごぼうが入っていないきんぴらごぼうは、もはやきんぴらでしかありません。

代わりに大根を入れても大根のきんぴらになるだけですし、これでもきんぴらごぼうの糖質を抑えたことにはならないでしょう。そんな、きんぴらごぼうの糖質を抑えるには、まず味付けを見直してみてください。

既に説明したように砂糖やみりんといった調味料の使用が糖質を高めています。ただ、単純に砂糖やみりんを除くだけだと味が薄くなってしまうので、代わりに糖質カットの甘味料などを使用しましょう。これなら味を大きく変えずに糖質だけを抑えることができますよ。

醤油を薄口醤油にしておくとより糖質が抑えられるかもしれません。また、ごぼうの量も少し減らしておくといいかと。代わりにニンジンの量を増やしておけばボリュームに不満を覚えることもないでしょう。

このような、ちょっとした工夫できんぴらごぼうは糖質を抑えることが可能です。料理の出来る方はぜひチャレンジしてみてください。後は糖質が減ったからと食べ過ぎないようにすれば大丈夫でしょう。

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