かきもちのカロリーは高い？糖質制限には向いている？

「かきもち」という名称だと聞きなれないかもしれませんが、これは「おかき」のことですね。要は餅を小さく切ったのち、油で揚げてきつね色にしたお菓子です。今回はそんな、かきもちのカロリーと糖質を見ていきましょう。

かきもちはカロリーやや高め

かきもちのカロリーは100gあたり283kcal、お皿に開けた時の量が50g程度と考えると半分の約142kcalです。同じく米類から作るせんべいのカロリーが100gあたり190kcalと言われているため、米菓子の中でも高カロリーな部類かもしれません。

理由としては単純に油を用いて揚げるためです。せんべいなどは焼いて仕上げることから調理工程でカロリーが高くなることは少なめですが、かきもちの場合はカロリーたっぷりの油に投入するため、そこでカロリー（油）を吸収することとなります。

この理屈から「揚げ」の工程が入るお菓子は全体的にカロリーが高めです。ただ、かきもちの場合は油で揚げず、焼いて仕上げることもあるようです。その場合は今回の数字より少しカロリーが下がると思います。

かきもちは糖質制限に向かない

かきもちの糖質は100gあたり約42.7gと言われています。お皿1杯で50gだとすると、糖質は約21.4gです。これは糖質制限的にみると非常に高い数字であり、スタンダード糖質制限中なら50gを口にするだけで1食の目安の半分以上を摂取することになります（目安は1食あたり糖質40g以下）。

そのため、かきもちは糖質制限に向きません。糖質の高い理由は油ではなく、メインの材料である餅です。かきもちは餅と少量の油と塩からなるお菓子であり、このうち油と塩はほぼ糖質を含まないことから、糖質の原因はほぼ全て餅にあると言って間違いないでしょう。

実際、餅は50gで約25.1gもの糖質を含んでいます。メインの材料が高糖質なことから、低糖質化は難しそうです。

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