2018/05/15更新
【効果的な履き方は?】着圧タイツおすすめ人気比較ランキング
「着圧タイツ」は、下半身に適度な圧力をかけ、血液やリンパの流れを促してむくみを予防・改善するアイテムです。そのため、立ち仕事やデスクワークで足がパンパンになりやすい人、少しでもほっそりスタイルよく見せたい人に人気。ファッションアイテムとしても使えるので、売れ行きはなかなか好調だそうです。
ただ、多くのメーカーが製造しており、特徴も様々なので「一体どれを選べばいいの?」と悩んでしまうことも多いかと思います。本ページでは、着圧タイツの選び方、ネット通販で購入できる人気商品、効果的な使い方をお伝えしていきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
着圧タイツの選び方
着圧タイツの選び方についてまずはご説明したいと思います。安全に使えて、なおかつ引き締め効果をきちんと発揮するには、自分の体型やニーズに合ったものを選ぶことが大切です。では、どのようなポイントにこだわれば、履き心地の良いものをうまく見つけられるのでしょうか?
下半身への圧力のかけ方
着圧タイツは、必要な部位に適切な強さの圧力をかけてこそ、きちんとした効果が期待できるものです。ぴたっとしたタイツで、ただやみくもにギュッと圧力をかければ良いというものではないのですね。
最も強い圧力が必要なのは、心臓から一番遠い足首です。そのため、着圧タイツを選ぶ時は足首→ふくらはぎ→太ももの順にだんだん圧力のかけ方が弱くなるものを選ぶ必要があります。
必要な圧力の目安
各部位ごとに必要な圧力の目安は次の通りです。
- 足首:20~30hPa
- ふくらはぎ:10~20hPa
- 太もも:5~15hPa
むくみの程度に応じた圧力の目安
着圧タイプの商品は、むくみの程度に応じて使い分けると効果が得られやすくなります。次の数値を目安に、むくみを楽にしてくれるものを選んでみましょう。
- 軽いむくみ:8~20hPa
- 中程度のむくみ:20~35hPa
- ひどいむくみ:30~40hPa
ひどいむくみ用の着圧タイツは、いわゆる「医療用」と呼ばれるものです。勝手な判断で使うのはあまりおすすめできないので、病院で医師の診察を受け、許可が出たものを使うようにしましょう。
着圧タイツのデニール数
生地に使われる糸の太さを表す「デニール」は、数値が高ければ高いほど厚みがあり、締めつけ感も増します。「どの程度、肌を透けさせるのか」というのも判断の目安になりますが、着圧効果を狙うならデニール数はある程度大きいほうが効果を実感しやすくなるでしょう。
ただ、一般的に60デニールを超えると肌がほとんど透けず「真っ黒」に近い状態になりがちなので、そうしたことが気になるのであれば弱めのデニール数を選んだほうが良いかもしれませんね。
抗菌防臭加工の有無
着圧タイツは肌にぴったりと密着するものなので、汗をかく季節や暖房の効いた室内ではにおいが気になることもあります。人前に出る時、ぷんと嫌なにおいが漂うのは避けたいですよね。そこでおすすめなのが、生地に抗菌防臭加工を施した商品です。特殊な加工によって雑菌の増殖を抑えてくれるので、長時間の使用でも嫌なにおいが発生しにくいです。
また、つま先だけが開いているタイプの着圧タイツを選ぶのも1つの方法です。湿気がつま先から抜けるのでタイツの中が蒸れにくく、爽やかな使い心地が長続きしやすいので、寒さや見た目が気にならない時に使ってみてください。
着圧タイツの保温性
タイツは防寒目的で履くことも多いので、寒いところでも温かく過ごせるような工夫があると使いやすいです。デニール数が大きいものだけでなく、編み方に工夫してあるものや、発熱加工を施してあるものはぽかぽかと温かいので、寒がりの人はこうした特徴も考慮して選んでみてはいかがでしょうか。
骨盤サポートの有無
良くない姿勢や生活習慣によって徐々に歪んでしまう骨盤。そのままにしているとお腹に脂肪がつきやすくなったり、頭痛・肩こり・腰痛などの症状が起こりやすくなったりすることもあるので、早めの改善が必要です。
骨盤サポート機能のある着圧タイツは、独自の設計によって骨盤を適切な力で支え、少しずつ正しい位置へと導くお手伝いをしてくれます。整体に比べれば効果の表れ方は緩やかかもしれませんが、全く何の対策もしていないよりは悩みを解消しやすくなりますよ。
毛玉のできやすさ
どんなに引き締め効果が高く、温かい着圧タイツでも、数回の使用で毛玉ができてしまうようでは困ります。タイツにつく細かい毛玉は取りにくいので、仕方なく自宅用にしたり、泣く泣くゴミ箱へ捨てたりしたことのある人も多いのではないでしょうか。
着圧タイツの中には、編み方に工夫をすることで毛玉をできにくくしている商品もあります。メーカーのHPや実際に購入した方の口コミなどで確認できるので、長く愛用したい人はぜひ調べてみてください。
着圧タイツを使用する時間帯
着圧タイツには圧力を強めにした「昼用」と、緩めに仕上げた「夜用」に分かれている商品も多いです。面倒だからと昼用の着圧タイツを就寝時にも使ってしまうと、圧力が強すぎるためにかえって血行を妨げてしまう可能性があるので気を付けましょう。
また、就寝中はコップ1杯分の汗をかくと言われているので、なるべく体に熱のこもりにくい着圧タイツを選ぶことも大切です。つま先がオープンになっているものや、熱を逃がしやすい構造になっているものを使い、朝まで快適に眠れるようにしましょう。
着圧タイツ人気おすすめ商品TOP5
ここからはネット通販で購入できる人気の着圧タイツを、ランキングでご紹介したいと思います。
第1位 プロフェッショナルスレンダーメイクレギンス
プロフェッショナルスレンダーメイクレギンスは、美に敏感な現役モデル達も愛用する着圧タイツです。人気の秘密は、足首から骨盤周りまでをしっかり加圧し、程よい強さで締め付ける仕組み。「履いた瞬間から違いが分かるほどほっそりした」と実感できる人が多いそうですよ。ちなみに、加圧は足首が最も強く、心臓に近付くほど緩くなるように計算されています。
また、プロフェッショナルスレンダーメイクレギンスはお尻のお肉を持ち上げ、キープする力もあるので、パンツを履いた時のシルエットが気になる人もバックスタイルに自信が持てそうです。伸縮性のある生地だから、歩いたりしゃがんだりする動きにもしっかり対応。運動をする時にも使えるということですよ。
さらに、純度の高い銀を配合した生地で、嫌なにおいも防いでくれます。長時間の着用でも人に迷惑をかけにくいから、通勤やデートにも安心して履いていけそうですね。
第2位 履くだけイージースリムレッグ
履くだけイージースリムレッグは、ヨガインストラクターとして活躍中の高木沙織さんが監修した着圧タイツです。ヨガはやり方によってケガをするリスクもあるので、安全に指導するためには人間の体について深い知識を持つことが必要。また、美脚を作り出すには下半身のどの部分に圧力をかけるべきかを正確に判断しなくてはならないので、そうしたスキルの高い専門家が監修しているというのは心強いですね。
履くだけイージースリムレッグは骨盤周りをすっぽり包み込むデザインなので、着用時に安定感があり、骨盤を意識して正しい姿勢を保とうとするのに役立ちます。360度全方位から適切な力でサポートするので、歪みのケアにも使えそうですね。
下半身への圧力は、各部位に合わせた適切な力で加えられます。また、ヨガの理論から生み出された「ネオコルテックス特殊構造」がしっかり絞めつけるので、履くだけで足を細く見せる効果が期待できるということですよ。
第3位 メディレギンス
メディレギンスは形状記憶効果が期待できる着圧タイツ。むくみや脂肪で太く見えやすい下半身を瞬間補正し、すらりとした美脚へと近付けてくれます。各ファッション雑誌にも多く紹介されており、美容に関心の高い女性たちからの注目度は高まるばかり。「ズボラでも無理なくできる美脚ケアグッズ」として、人気を集めています。
個人差はありますが、メディレギンスを履くとそれだけで太ももの間に隙間ができる人も多いそうです。むっちりと密着した太ももは辛い股ずれの原因にもなるので、これは嬉しいですね。
さらに、歪みやすい骨盤をしっかり支えたり、たるみがちなヒップをぐっと持ち上げたりする効果も期待できます。テーピング加工が動くたびに足を絞り上げるので、血行が促され、下半身全体がぽかぽかと温まり、脂肪も燃焼されやすくなるそうですよ。メディレギンスは就寝中の使用が推奨される商品なので、寝ている間のケアで美しくなっちゃいましょう!
第4位 マジカルスレンダー
マジカルスレンダーは、足の太さにコンプレックスを感じ、おしゃれや恋愛を楽しめずにいる女性たちが、モデル級の美脚を目指してケアできる着圧タイツです。今よりも一回り細くなれば、あきらめていたミニスカートやショートパンツも堂々と履きこなせるかも! むくみをとることでかなり細くなる人もいるので、あきらめずにケアを始めてみましょう。
マジカルスレンダーにはツボを刺激する効果が期待できるので、サーモグラフィーを用いた実験では着用後に下半身全体が真っ赤に染まっています。これはつまり、ツボの刺激によって血行が良くなり、ぽかぽかと温まっているということ。足の冷えは血行を妨げ、むくみやすい状態を招くので、血行をスムーズに保てるのは嬉しいですね。
また、骨盤とウエスト、ヒップ、太ももをキュッと引き締めて矯正する力もあるので、履くだけでほっそりと引き締ったスレンダーボディを実現しやすくなります。
第5位 ビレッグ
ビレッグは「即効美脚」「脂肪燃焼」「血行促進」「骨盤矯正」の4つの効果が期待できるとして人気の着圧タイツです。顧客満足度は98%だそうで、なんだか期待が持てそうですね。効果の出方には個人差があるので、必ずしも思うような結果になるとは限りませんが、短い期間で下半身をほっそりさせたい人には、うってつけの商品ではないでしょうか。
骨盤は出産や良くない生活習慣などによって歪みやすく、日本人女性の中にも悩んでいる人はたくさんいますが、ビレッグは独自に開発した加圧システムによって骨盤を支え、少しずつ正しい位置に戻すお手伝いをしてくれるので、ぽっこりお腹や肩こり・腰痛などの症状を緩和しやすくなります。
また、部位ごとに適した着圧にすることにより、下半身に溜まりがちな血液やリンパをスムーズに循環させ、脂肪を燃焼させやすくします。履いているだけで、リンパマッサージをした時と同じ効果も得られるそうですよ。
着圧タイツの効果的な使い方
着圧タイツの効果的な使い方をご紹介します。
仕事中の足のむくみ防止に
1日中椅子に座りっぱなしのデスクワークや、販売業などの立ち仕事の女性は、夕方になると足がむくんで靴もきつくなってしまいますよね。かといって、職場環境によっては仕事中に休憩をとってストレッチをすることもままならず、むくみが気になるのにどうしようもできない……というケースが少なくありません。
そんな時、周りに気付かれず、こっそりむくみケアができるのが着圧タイツです。スカートやパンツの下に履くだけで適度な圧力をかけ続け、血液やリンパの流れをスムーズにしてくれるので、夕方になってもむくみ知らずの美脚を維持しやすくなります。
部屋でくつろぎながら美脚ケア
足を細くしたいという気持ちはあっても、運動は苦手だし、カロリー制限も続かない……そんなちょっとめんどくさがりやの女性にも、履くだけで美脚ケアができる着圧タイツは人気です。
自宅に帰ってお風呂に入ったら、着圧タイツを履いてリラックスしてみましょう。好きなことをする&着圧タイツのダブル効果で、血液やリンパがスムーズに流れやすくなりますよ。就寝中に使えるタイプなら、そのままベッドに入ることもできますね。翌朝の足が楽しみになりそうです。
ファッションアイテムor防寒対策として
シンプルなデザインの着圧タイツならぱっと見ただけではそうと気付かれにくいので、普通にファッションアイテムとしても使うことができます。また、保温効果のあるものやデニール数の大きいものは、寒い季節やクーラーが効いた室内での防寒対策としてもおすすめ。おしゃれを楽しみながら、ちゃっかりむくみケアもしてしまいましょう。カラーバリエーションが豊富なものなら、コーディネートの幅も広げやすいですよ。
揃えておくと便利な色とは
着圧タイツを色違いで揃えるなら、まずは定番の黒、次にナチュラルな雰囲気のベージュがおすすめです。赤や緑などの派手な色のものもあるけれど、おしゃれに履きこなすにはかなりのセンスが必要とされるので、合わせやすい色から少しずつ慣れていきましょう。
ちなみに、白は膨張して見えるし、目立ちすぎる派手な色は足に注目を集めてしまうので、定番以外の色は難易度はかなり高いです。足を細く見せるには、落ち着いた色調で目立ちにくいものがベスト。ダークグリーン、ネイビー、グレーなどの色も脚痩せ効果が出やすいですよ。
正しい方法で水分補給をする
着圧タイツの効果をさらに高めるには、水分のとり方に気を付けることも大切です。なぜなら、水分の過剰摂取はそのままむくみにつながりやすいから。人間が1日に必要とする水分の量は1.5?ぐらいだと言われているので、これを目安に水分補給をするようにしましょう。
また、どんな飲み物を選ぶのかということも重要なポイントです。糖分の多いスポーツドリンクやジュースは肥満や塩分過多の原因になるし、利尿作用のあるお茶やコーヒーは逆に水分不足を招く危険性があります。最も良いのは、やはり水です。少しずつ飲むと腎臓での処理もスムーズに進みやすいので、常温のミネラルウォーターを持ち歩いてこまめに水分補給するようにしましょう。
生理中は体調と相談しながら着圧タイツを使う
生理中は体が水分を溜め込もうとするので、普段よりむくみが起きやすくなります。ですから、着圧タイツで適切な力を加えてあげると楽に過ごしやすいですが、気分が悪くなりやすい時でもあるので無理は禁物です。締め付けるのが辛いなら、我慢せず生理が終わって体調が安定してから使用を再開するようにしましょう。
運動時に使って疲労を軽減させる
着圧タイツを履いた状態で運動をすると、持続的に筋肉へ圧力をかけ、スムーズな血行を促すことで、運動を終えた後の疲労感に大きな違いが出てくると言われています。ただ、あまり締めつけすぎると逆効果になりかねないため、サイズ選びは慎重に行ったほうが良いということです。動いた時に生地がよく伸び、スムーズな運動ができるかどうかも、しっかりチェックしておきたいですね。
不要になった着圧タイツの再利用方法
着圧タイプの商品は、長く使ううちにだんだん緩くなってきたり、毛玉やほつれができて人前で履けなくなってしまったりすることがあります。しかし、そのままぽいっと捨ててしまうのはなんだかもったいないですよね。せっかくの丈夫な生地なので、次のような方法で再利用をしてみましょう。
- 丸めてロングブーツに詰め、キーパーとして使う
- 適当な大きさに切り、雑巾の代わりに掃除に使う
- 靴クリームをつけて靴をピカピカに磨く
- フロアモップに取り付け、シートの代わりに使う
- 両端を持って蛇口をきゅきゅっと磨く
就寝前のひと手間で着圧タイツの効果をアップさせる
着圧タイツをそのまま履いて寝てもむくみ防止効果は得られますが、足のマッサージで血行を促しておくと、さらに効果がアップしやすくなります。
マッサージの仕方
マッサージは、お風呂上りで血行が良くなっている時がおすすめです。また、摩擦が起きると肌に炎症や黒ずみが発生しやすくなるので、マッサージクリームやオイルを塗ってから始めるようにしましょう。
マッサージは、足の甲から始めてだんだん心臓へ近づけていくようにします。握りこぶしを作り、つま先→足の付け根までをマッサージしたら、次にふくらはぎ→足の付け根を刺激していきましょう。その後、膝の裏側を刺激しておくとリンパが流れやすくなります。
ここまでのマッサージが終わったら、今度は手のひらで太ももを上へ絞り上げるようにしていきます。ちょっと痛いかな? と感じるぐらいの強さで、丁寧に行ってください。最後に、再び握りこぶしを作って膝→足の付け根までをほぐしたら終了です。着圧タイツを履き、朝までぐっすりと眠りましょう。
こんな症状が出てきたら使用をストップする
着圧タイツは誰にでも合うとは限らず、中には皮膚に発疹やかぶれが出たり、かえってむくみが悪化してしまったりする場合もあります。このような症状が出た時は「もったいないから」と無理して使わず、すぐに使用を中止して早めに医師に相談するようにしましょう。その際、着圧タイツの現物も持参すると診察に役立ちますよ。
まとめ
着圧タイツは、むくみやすい下半身を適度に引き締め、細く見せてくれる便利なアイテムです。サイズの合わないものを使うと様々なトラブルの原因になりやすいので、妥協せず、履いていて心地よいと思えるものを根気よく探してみましょう。洗い替えが必要なので、購入しやすい値段かどうかもしっかりチェックしたいですね。